497: 名無し三等兵 04/02/03 17:36 ID:???
昭和20年2月16日の関東地区艦載機大迎撃戦の際、
当然ながら厚木の302空も迎撃に当たった
302空零夜戦隊の荒木俊士大尉は直ちに出動、
一度帰還したがまたすぐ二度目の出撃になった
が、過熱のためエンジンの筒温が上がり、離陸は難しい
予備機は部下が乗ってしまってもうない
仕方なく無理矢理筒温を下げるためカウリングを外して強行離陸した
その不調機を駆って神奈川県丹沢上空で
F6Fを見事1機撃墜 2機目を捕捉したところで敵弾を受けた
荒木機は藤沢基地までたどり着いたものの、
姿勢を崩して格納庫に接触 墜落した
大尉を救い出そうと駆け寄った基地隊員たちは驚愕した
荒木大尉の頭部に貫通銃創があったのだ
12.7ミリ機関砲弾に頭を射抜かれて、
どのようにして藤沢まで飛行できたのだろうか