1: 紅あずま ★ 2016/09/25(日) 10:32:44.48 ID:CAP_USER9
戦中、検閲前に「内閲」 中京大教授調査
戦前から戦中にかけ、出版物の検閲を担っていた当時の内務省が、
雑誌などに掲載予定の原稿を事前に読んで掲載可否を判断した
「内閲」と呼ばれる業務の痕跡を示す「校正刷り」が、東京都目黒区の
日本近代文学館に保管されていることが分かった。
戦時下での出版検閲の実態を解明する上で貴重な資料だ。
校正刷りは、直木賞作家の故・小山いと子さん(一九〇一~八九年)が
日中戦争の始まった一九三七(昭和十二)年、雑誌「日本評論」の依頼で執筆した
小説「指にある歯型」の計二十枚。同館の依頼で調査に当たった
中京大文学部の浅岡邦雄教授(68)=近代出版史=によると、
一枚目に「図書課長」「事務官」「理事官」の印があり、
旧内務省図書課による内閲業務の跡と判明したという。
<続きます>