b569-2

1: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/20(土) 14:19:16 ID:6RC9M0hQO

日本外交史上最大の失敗。
なぜ日本外交はその手段を失い、
無謀な開戦に踏切る事になってしまったのか検証してください。

146: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/04(日) 07:37:53 ID:t9LhlaBf0

>>1

外交での「甘え」だよ。それに尽きる。

交戦国のドイツと軍事同盟を結ぶことは
ドイツと交戦中にある国への宣戦布告、
中立国からの貿易制限にしかならないのに、
そうでないという理屈で、その後も戦略物資が
自由に手に入ると希望的観測で机上の空論政治をやった。

陸軍参謀本部や近衛らの「甘え外交」。

341: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/28(水) 06:41:45 ID:2oFycqAX0

>>1

近衛文麿と、そのとりまきらがアフォ杉だったから。

610: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/23(日) 10:09:13 ID:ZJRe7A1k0

>>1

戦争を含めた国際紛争を
駆け引きだと認識できなかったことではないか
当時の日本は国家存亡の問題と捉えてしまった

どちらが正しかったのだろう?
106: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/29(月) 11:15:32 ID:xt6Hvuda0

↓予備知識としてどうぞ

大東亜戦争の舞台裏
http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_he/_floorA6F_he.html

114: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/30(火) 00:58:44 ID:h9xy9MqR0

>>106

サンクス
なるほど、というかんじです。

206: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/09(金) 08:07:26 ID:nmbT1w7i0

フラッシュ:大日本帝国の最期
http://aikokutou.com/DAINIHONN2.html

186: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/07(水) 12:53:31 ID:NvLeUUk30

満州事変から、真珠湾までの主な事件の流れです。

1931年 9.18満州事変
1932年 3.1満州国建国宣言 
             10.2リットン調査団の報告
1933年 1.30ヒトラー独首相に 
             3.28国際連盟脱退(日)
1934年 10.国際連盟脱退(独) 
             12.29ワシントン軍縮条約破棄通告(日)
1935年 3.16ヒトラーがヴェルサイユ条約破棄。再軍備宣言
1936年 1.15ロンドン海軍軍縮会議から脱退(日) 
             11.25日独防共協定
1937年 7.7盧溝橋事件 これより日中戦争 
             12.首都南京占領(日)
1938年 3.13オーストリア併合(独)
1939年 5.11ノモンハン事件(日ソ)
             8.23独ソ不可侵条約 
             9.1ポーランド侵攻(独)
         9.3英・仏・オーストリアが独に宣戦布告  
             9.16ノモンハン事件停戦成立
         9.17ポーランド東部に侵攻国際連盟除名(ソ) 
             11.30フィンランド侵攻(ソ)
1940年 11.30リトアニア・ラトビア・エストニアに侵攻(ソ) 
             9.27日独伊三国同盟
1941年 4.13日ソ不可侵条約 
             6.22独がソに宣戦布告 
             12.8真珠湾攻撃
 
ご参考に

189: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/07(水) 15:11:40 ID:1AOiHSuN0

>>186

これをみると石原莞爾に計画によって引き起こされた
「満州事変」が太平洋戦争の一番の要因だな。

200: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/08(木) 21:21:52 ID:kCEnscqn0

日米間の流れです。
1937年 7.7 盧溝橋事件(日中戦争勃発)
        10.5 大統領、隔離演説(米)
1939年 7.26 日米通商航海条約の廃棄を通告(米)
         9.5 第2次大戦中立宣言(米)
1941年 3.11 武器貸与法(米)
        7.2 関特演(日)
        7.25 日本資産の凍結(米)
        8.1 対日石油輸出禁止(米)
        10.18 東條内閣成立(日)
        12.8 ハワイ奇襲攻撃

鉄鋼類の70% 石油の78% 工作機械類の66%の輸入相手国と
どうしても戦争をしなければならなかったのか?誰かお願い。

98: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/29(月) 03:37:27 ID:D0rJH/jz0

太平洋戦争は経済の要請で起きたこと。
外交で回避することは不可能。

103: ムフフ 2006/05/29(月) 09:21:30 ID:Igc68vSx0

>>98
さん
私も、大東亜戦争(太平洋戦争を含んで)は、
経済上の問題解決の主導で始まってしまった...
との見解には賛成しますが...?だからと言って、

> 外交で回避することは不可能。

との結論に至るのは、チョッと短絡的ではありませんか? 
国力以上の戦争遂行は、自国内経済の破綻を招くのですから、
的確な見通し、つまり、勝利=有利な条件での講和 が
無い中での開戦は、経済上の問題解決と矛盾するのは、
明らかではないでしょうか。

私は、いつもながら、この大東亜戦争を起こしてしまった、
日本人のメンタリティーや幼児性をどの様に克服するのかが、
大きな課題と考えております。

99: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/29(月) 03:41:48 ID:D0rJH/jz0

補足しておくと、

経済の要請=デフレの改善

という意味です。

30: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/22(月) 16:04:37 ID:Yn9Bv6XT0

あまり知られてないのだが、
戦前のこの時期の日本の工業水準が微妙なのです。

大和やゼロ戦を自前で作れたから
技術力は優れているように勘違いしてるようだが、
工作機械の精度や精密技術などはかなり遅れており、
機関銃・砲・弾薬なども米英瑞などから
戦前にライセンス生産を取得した改良品や
能力の劣る模造品を使っておりました。

独などの技術大国に頼らざる得ない事情もあったのです。

2: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/20(土) 15:38:58 ID:7VRswHHDO

答えは簡単。
ハルノートと呼ばれるものか゛日本に突き付けられたから。

内容はポツダム宣言のように
無条件降伏、武装放棄、行政権をアメリカに譲渡するなどの所謂脅し。
それ以前に石油の輸出制限等でダメージうけてたし。
このままサインすればまけると思えば開戦するよ

実際、東京裁判の参加者、
インドの国際法の専門家、パール判事いわく。

『ハルノートのようなものを突き付けられたら、
日本より小国なルクセンブルクでも開戦するだろう。
よって日本側被告十四名、全員無罪』

と言っていたな

4: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/20(土) 15:51:53 ID:1DZ2uJ2IO

そう。ハルノート認めれば、日清、日露戦争で得た領土や
鉄道や資源などの海外権益を失う。
権益だけでなく、こんなの認めれば
当時アジア唯一の列強国としてのメンツも立場も丸潰れ。

幕末の不平等条約以上のもの。

第一、日露戦争で実は日本破産しかけて
とりあえず勝ってる内に講和したもんだから賠償金とれず
(ロシアはまだ戦争やれたから、わりと強気。)
それを受けて国内で暴動起きるくらいだぜ?日比谷焼き打ちとか。

ハルノートなんか認めれてたら革命でも起きたんじゃないか?

5: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/20(土) 15:56:15 ID:1DZ2uJ2IO

避けられなかったのではなく、
「尊厳ある独立国として受け入れる訳がない条件=ハルノート」
なのだから、選択肢はもう一つだけ。

「開戦し、アメリカの出鼻をくじき早期講和」

これのみ。

34: ネっとでもの申す ◆iHHEiHL5FY 2006/05/22(月) 23:16:42 ID:+syhK0fA0

>>1

答えは、日本が我侭だったからだわさ。
ハルノートの所為だと言う人もいるが、
その内容を読んでから言っているのだろうかネ?

海外からの撤兵は日本領土から出るなだし、
中国から撤兵も満州を除くと
(無論、併合されている朝鮮は関係なく)
書かれているし、問題解決は平和的な会議で決定しようだから、
そこまでの無理さは感じないのだわさ。

あ、資源目的の領土拡大したかった当時の大日本帝國は、
奪えるものは全て奪い尽くしたかっただろうけどネ。

6: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/20(土) 16:13:55 ID:6RC9M0hQO

ではなぜ日本はハルノートを送られるところまで
追い詰められてしまったのか。
交渉でそれを防ぐ事ができなかった時点で
外交としては敗北とも言える。

それにハルノートに関しては
当時の外務省による改纂疑惑もあるらしいですが…

8: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/20(土) 16:47:56 ID:ihwtmxze0

>>6

軍部が政権を握ってたのが痛いな。
おかげで政策の変更ができなかったのが一番の失敗だろう。
一方的な外交しかできなかったという点か。

ハルノートも、そもそもはフランス領に日本軍が進駐したのがきっかけ。

14: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/21(日) 00:19:20 ID:znAvuYGaO

>>6

ハルノートって事実上の最後通牒っていうけど、
それって大嘘なんだよね。

最後通牒であるかのように外務省が改纂して
東郷に渡して、東郷がそれを天皇に上奏した。
戦後それを吉田茂が激しく非難している。

東郷も外務省も、対立を深め独断先行が当たり前になった
日本の軍部の暴発がなにより恐ろしく
アメリカの強硬姿勢を利用して開戦の理由をでっちあげた訳だ。

こんな連中が国の柁取りをしてたんだから、国も滅びるだろうよ。

16: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/21(日) 03:23:08 ID:K8tHQbji0

満州事変。あれは石原莞爾の独断だった。
これが国際連盟を脱退するきっかけになったし
後の関東軍の独断専行を招く要員にもなった。

政府と石原が連携して、満州国建国の根回し外交をしてから
政府の命令という形で実行していれば、
後の戦線拡大~大戦への流れは回避できた。

17: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/21(日) 08:37:51 ID:BYmBPdFb0

満州経営は米にも評価されてたらしいけど?
日本の南下政策は共産スパイの仕業だったとどこかで読んだ。

25: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/22(月) 00:28:54 ID:7Mg0p6FB0

>>17

満州建国がいけなかったというのではない。
満州建国のコンセンサスを、
国内的にも、対外的にも十分に得てやればよかった。
国内のコンセンサスもないまま、石原が独断でやった。
それが後の関東軍の独断専行に名分を与える結果になった。

それから、国連脱退も下策だったと思う。
満州国承認を反対されても、ふてぶてしく居座っていればよかった。
今の北朝鮮だって国連脱退してない。

27: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/22(月) 01:18:17 ID:4bhJdwXB0

>>25

石原を処罰すれば良かったんだけどな
せめて英雄扱いしなければ、
その後石原の真似をする者も出なかっただろうに
軍の信賞必罰の甘さがその後の悲劇につながったな

31: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/22(月) 16:58:39 ID:Yn9Bv6XT0

石原莞爾が悪いと決め付けるのには抵抗があるのだが。
彼の未来思考の中で近いうちに起るであろう
最終戦争(亜細亜、欧羅巴連合対米ソ)に備え
五族混成の独立国を作り、ソ軍の南下の防波堤を築くという理想は、
当時の状況を見て理解できなくはない。

満州地域の権益は日露戦争で得た
国際的に正当な日本の権益地域だったし、
辛亥革命による清国の崩壊後中国人の内乱で
統治者のいない不毛地帯だった。

満州事変という日本軍の侵略行為でないことを付け加えておきたい。

32: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/22(月) 22:43:48 ID:7Mg0p6FB0

>>31

それは当時の日本側の言い分で、
是非はともかくコンセンサスを得られなかった。
いくら正しいことを主張しても、孤立無援では意味がない。
べつに石原が悪いと言ってるのではない。

有能な人だったと思うが、だからこそ惜しいと思うわけだよ。
もし国内外のコンセンサスを得て満州国を作っていたら、と。

35: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/22(月) 23:18:54 ID:PQ32AyBx0

いや石原を処罰すべきというのは
軍令部の命令によらずに独断専行にて
彼の判断で戦争を始めた事への軍規違反という意味で処罰です

石原の行動は結果的に成功したが、
軍規に違反した行為なのだから処罰はすべきです

野球でも監督がバントのサインを出しているのに
ホームランを打ったからって誉めてはチームワークが乱れます
サインに従わなかった選手を誉めてしまえば、
他の選手もそれにならいサインに従わず
バントせずにホームランを狙い大振りしてしまい、
結果的にはチームは弱くなる

それと同じ事が帝国陸軍で起こってしまった

軍令部の許可なく独断専行で戦線を拡大し、
どうにもならない戦争を長期化、泥沼化させてしまった

中国との泥沼戦争で弱体化した日本に
米国がハル・ノートを突きつけたわけですね
そして乾坤一擲の真珠湾攻撃で米国の戦意を喪失させて
石油や鉄鋼の禁輸を解除してもらおう

なんて都合の良い妄想といっても良い
無責任な作戦で新たな戦争を始めてしまった

この悲劇は石原を処罰しなかったことが原因で
始まったと言って良いと思います
軍隊は軍規違反は絶対に処罰しなければいけないのです

結果主義で結果さえ出せば良いなんて、
その場主義の曖昧な態度を取っていた結果
日本国民を苦難に導いたことは重大な罪と言えると思います

29: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/22(月) 15:07:31 ID:/4mVfk2y0

ハルノートとか満州事変とか色々あるけれど…。
ナチスと組んだのがそもそもの間違い。
ヒトラーという詐欺師に騙されて、
弱い国家とまんまと同盟を結んでしまったのが逝けなかった。

しかもナチスは実は社会主義政権だった。
社会主義や共産主義政権の国家と距離をとってさえいれば、
また歴史の違った展開があったのではないだろうか。

33: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/22(月) 22:51:30 ID:7Mg0p6FB0

>>29

国連を脱退してしまったので、他に組む相手がいなかった。

44: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/23(火) 16:00:22 ID:5ppRSAnb0

結局、三国同盟でほぼ確定しちゃったんだから。
もしハルノートを受け入れていてもどうだったか?
支那撤兵しても満州から撤兵してないと米から言われたかも?

49: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/24(水) 00:08:26 ID:VuhotUloO

三国同盟自体は英米との非戦を目的としたものだから
ナチスと手を組んだから失敗だったのだという
批判の仕方は結果論に過ぎない。

当時の情勢を考えれば他に手を組める相手もいないのだし、
アメリカと事を構えたくないのであれば、対米講和交渉の為に
味方を増やそうとするのも自然な成り行きだろう。

ただ松岡の構想を見直すと、やはり虫が良すぎるというか
強硬路線をとりつつ日本だけ美味しいところ持って行こうとする意図が
見え過ぎてしまっている印象を受ける。

ドイツと手を組む一方でソ連も味方につけて、
英米とも講和しつつ大陸の利権も南方の資源も確保しようとするのは
やはり無理がありすぎる。

どこかで破綻するのは当然だったろう。

115: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/30(火) 04:50:49 ID:3YMTUu5/0

ところで、日独伊同盟って、日本に何かメリットあったんですか?
具体的に、ドイツが日本の役に立ったことって何かあるんですか?

周りが敵だらけで味方が欲しかったのはわかるけど
ドイツと組んだがために、かえってアメリカに
参戦の口実を与えてしまっただけのような気がしますが。

116: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/30(火) 09:28:52 ID:HIQOQg4C0

ドイツにとっても良くなかったと思う。
ヒトラーが必死に米国との戦争を避けようとしていたのに
愚かにも先制攻撃をしてしまった。

でももしドイツがソ連に勝っていれば米国を東西から攻撃出来るので
少なくとも停戦に持ち込む事が出来たかもしれない。

11: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/20(土) 17:40:21 ID:3+AfPNYa0

日本の仮想敵国ももともとは南下してくるソ連だったし。
満州の開拓、防衛に専念していればよかったのに何故南進?
南進しなければ、米英を刺激することもなかったのにね。

米の当時の世論としては、武器や物資の補充はできても、
欧まで人的参戦できる状態ではなかった。
日本の首を絞めることでその機会を得たと見るのが自然でしょう。

「日ソ不可侵条約」これがそもそも罠だったのよ。ハメラレタのね。
シベリアのソ兵が独戦線に補強されなければ欧の戦局は…。

この筋書き書いたのは誰?
日本の官にも手引き者がいたのでは?
ある意味おもしろい戦記。大スペクタクル。熱く語ってくれ。

12: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/20(土) 18:30:24 ID:54kEIkl40

結局、陸軍と海軍の抗争の結果なんだよな。

陸軍は北進を唱え、ソ連と一戦交えるつもりだったんだが、
それでは海軍の予算が削られるということで
海軍が南進を唱え、結局陸軍は中国戦線の拡大、
海軍の真珠湾攻撃につながってお互いに予算を獲得しようとしたのさ。

外交と軍事がバラバラ、
これで日本の主張に耳を傾けてくれる国なんて
あるわけない。

13: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/21(日) 00:18:26 ID:o4cE9fID0

>>11

当時、すでに軍としては、アメリカとやる気だったんじゃなかろうか?
太平洋戦争前提であるならば、なるべく東南アジアを手に入れておきたい。

>>12
そもそも、海軍の主な人間は
太平洋戦争反対、三国同盟反対だったので
南進は陸軍の意図だと思う。

24: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/22(月) 00:17:45 ID:F2X5cuZb0

カウボーイの国アメリカの人にとって1番赦されない行為が、
騙まし討ちによる先制攻撃。

布告の遅延がどういうことになるかなんて
米駐留の日本大使館外交員がわからないはずない。
戦争になるかならないかの緊迫した状況の中、
送別会なぞ開いてた寺崎一等書記官を初め、
この遅延に関係した高級官僚らこそ
日本を卑怯な国に貶めた責められるべき存在なはず。

しかし歴史はどうだ?

裁判で有罪になった者は1人もおらず、
寺崎は戦後宮内庁の通訳担当官として
GHQとの連絡員までやっており、その他の官僚も
それぞれ栄華をおくり叙勲を受けている者までいる。

思うに、アメリカにとって参戦の世論を完成させるのに
協力した功労者だったと推測できるのではなかろうか。

113: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/30(火) 00:45:43 ID:xVADbQ/l0

太平洋戦争とは、対米英蘭と1941年から始まった戦争をさす。
満州事変や日支事変は太平洋戦争に至るまでの
当時の時代背景であり第2次大戦は総称。

ごちゃまぜになるとスレ違いの意見が多くなってorz

で、思うに当時の外交(対米)に関しては、
日米戦争の開始に協力してたふしがある
>>24が正しいように思える。

119: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/01(木) 23:59:10 ID:csJGno7MO

日本外交にも誤算はあったけど、
同じ様に米英にも誤算はあっただろうね。

アメリカは結局戦後日本を支援する羽目になったし、
イギリスはアジアの植民地をほとんど全て失って
大英帝国は崩壊しちゃったわけだし。

あの戦争は小手先の外交で回避どうこうというよりも、
日本、欧米問わず、人類の帝国主義時代の終焉の為に
結局必要だったんじゃないのかという気もする。

144: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/03(土) 23:14:39 ID:1/L5inM20

日英同盟も英国の主な目的は
日本を使ってのロシアのアジア進出阻止だからな

日本がロシアを破ってロシアの力が衰退してしまえば、
英国にとってアジア権益への最大の仮想敵国は
日本になってしまったわけだ。

145: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/04(日) 07:29:14 ID:f9lfDxvi0

日露戦争後米英にとって日本は仮想敵国になってしまった以上
彼らを刺激するようなことは絶対すべきでは無かったと思う。

中国においては他の列強以上に
軍隊を増強すべきではなかったし、
何か有事があった時でも単独で
軍事活動はすべきではなかったと思う。

151: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/04(日) 22:55:55 ID:eVbvn9Gx0

>>145

大東亜共栄圏にこだわり大陸の影響力を残すことに拘ったせいだな。
もちろん軍事的というより経済的な意味のほうが大きいからだろうけど。

ところで、最近経済界が積極的に対中政策に口を出してるのは
戦前の状況となんとなく似てないか?

147: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/04(日) 07:42:35 ID:t9LhlaBf0

だいたい、ファシズムで翼賛する
ダブル・スタンダードで生きてる奴って、
社会人として根本的に「甘え」てるんだよ。

国内で許されてるからどこでも、
その甘えが許されるだろうと考えているが、
世の中、彼らが考えているほど
甘くないよ。

148: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/04(日) 07:53:57 ID:t9LhlaBf0

文化、慣習が異なる国家間での国際外交は「曖昧」は許されない。
1、「敵の味方は敵」とされるのが国際社会だと認識することが必要。
2、自国が中立を保ちたい場合は、
    交戦国と軍事同盟を結ぶことなんってもってのほか。
3、自国が中立を保ちたい場合は絶対に、
    武器や戦略物資を交戦国(その同盟国)に輸出してはならない。
(逆説的にいうと、交戦国との軍事同盟国も
  中立国から武器、戦略物資を輸入できなくなる。)

92: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/27(土) 20:29:08 ID:VAPNC/Kg0

戦前の議会や内閣は
軍部の圧力に屈して機能できていなかった
したがって天皇自らがリーダーシップ取っていたら
戦争回避が出来た可能性あるというのは納得できる

94: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/28(日) 03:22:42 ID:j1fDOwGl0

>>92

議会が軍に圧されて機能しなくなったのは、
政治腐敗も大きな要素だな。

昭和天皇は戦争を望んでいなかったと思うが、
実際は「裸の王様」であった可能性が高い。
ゆえに官僚や軍がいいことずくめの進言をすれば
「よきにはからえ」となる。これも今の官僚のやり方となんら変わりない。

あの敗戦の教訓を今の日本社会に
ただちに生かさないと本当にこの国は
やばいレベルに来ている。

813: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/09/01(金) 03:33:41 ID:1u+OQy+90

何故、日本外交が太平洋戦争を回避できなかったのかといえば

シビリアンコントロールではなかったから。
軍法会議と人事が軍内部のお手盛だったから。

この二つが基本要因でしょう。

米英の推した直隷派が蒋介石の北伐で壊滅したあと、
米英の援助の金に目がくらんだ張作霖が日本を裏切って
米英側に乗り換え、北京制覇に出かけて
蒋介石に負けて逃げ帰ってきた。 

河本大作ら関東軍将校は裏切った上に
負けて逃げてきた馬鹿な張作霖を見限って爆殺した。
昭和天皇は怒って真相究明を命じ、田中義一(陸軍大将)首相は
真相究明を確約したが陸軍内部の反対で
うやむやにせざるを得なくなり、天皇の怒りを買って辞職

要は、統帥権とか言いながら、関東軍将校は内閣だけでなく、
天皇の意向にも逆らって勝手な事をしていた。

なぜなら張作霖爆殺は失策であり満州軍閥を敵にまわしてしまった、
(中国側要請のもと駐兵と言う形にしないと駐兵正当化できないのに)
その結果外交的には満州から撤退せざるを得ない状態に
陥っていたが、関東軍将校はその指示に従うと
自分らの張作霖殺害が原因で満州を失った事になり
責任が発生するので中央の指示に従わなかった

これが日米開戦の主因であるし、軍法会議が軍のお手盛だったため、
クーデター未遂の三月事件十月事件は
陸軍首脳部が噛んでいたため隠匿不問。
5.15事件もクーデター参画者への甘い処分を招いた。 

怒った張作霖の息子張学良は満州鉄道に平行鉄道を敷設して
営業妨害しようとしたりし始めた。そこで石原莞爾等が
勝手に満州国創設。張学良駆逐・・・

で・・この場合、外交的には満鉄営業権維持を条件に
満州を国連統治に後退させてでも米英と修復を図るのが
外交的正解だったでしょうし、事実政府はそうしようとしたが
関東軍は統帥権をたてに言う事を聞かなかった。

なぜかと言えば、そうすれば、
関東軍の張作霖殺害という失策のため
(現地政府/軍閥の要請がないと日本の駐兵を正当化できないから、
腹立たしい事があっても外交的には現地軍閥と揉めてはいけなかった)
満州を失う破目になったのを認める事になり、責任を問われるから。
(石原莞爾は全然偉大ではなく、戦犯扱いすべき馬鹿と思う。

石油も鉄鋼もなしにGNPの差も考えず、何が最終戦争か?
張作霖とは忍耐強く付き合わねばいけなかったし、
殺したら素直に撤収しなければいけなかったのに、
自らの失策を取り返そうとして政府の制止も
陛下の意向も無視し、日米関係を酷くこじらせてしまった
関東軍の中心人物の一人であろう)

その後クーデター未遂の三月事件、十月事件について
陸軍は存在を隠蔽し処罰もしなかった。
5.15事件では海軍は軍法会議に手心を加え甘い判決で済ました。

軍の意向に反する政治家が殺され、
マスコミも口を噤まざるを得なくなった。
暴走は止まらなくなった。戦争中、東條は人事権を乱用し、
反対者や、竹槍迎撃を批判した新聞記者を
赤紙召集して最も危険で死亡率の高い前線に送った。
陸軍だけでなく海軍も5.15の責任はあるが・・

シビリアンコントロール。軍法会議なく、
一般法廷での裁判とクーデター首謀者の確実な死刑。
人事権の制服組みからの分離・・・は戦訓として死守すべきでしょう。

防衛庁の省昇格があっても、軍法会議は要らない。
他国では機能するかもしれないが日本では過去軍人が
クーデター参加者を死刑にしないで、クーデター頻発を招いたから
軍法会議復活は許してはならないし、クーデター謀議を察知すべく
公安警察を浸透させるべきでしょう。

高級軍人人事が政治家の手にないのと、
大本営発表をやった場合の苛烈な罰則が決められて無いのは
現法律の不十分なところだが・・

80: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/27(土) 14:51:26 ID:CGU/MgJw0

欧米列強に搾取される
亜細亜を解放するための解放戦争というのは、
戦時中の兵士や国民を鼓舞するために
つけ加えられた方便だと感じる。

明治維新後、欧米の脅威に対抗するために
早急に国力をつけなければ、植民地化されていた状況を、
欧米のやり方を模倣することにより
わずか70年ほどで埋めた勤勉な日本人。

それを何百年もかけて熟成させて運用してきた西欧人から見ると、
やっぱり不気味だったでしょうね。

81: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/27(土) 15:11:18 ID:wQFLJzgg0

>>80

鬼畜英米も、もう二度と日本とはやりたくないと思ってるよw
日独伊で最初にくたばるだろうと思ってた相手が、
いちばん最後まで抵抗したんだからね。

77: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/27(土) 12:47:11 ID:F6O8pHAG0

大東亜戦争が亜細亜を解放するための
解放戦争であったのは それで良い。
戦争で負けたのも それで良い。

その後、東南アジアやインドやアフリカなど、
念願の独立を果たした国に支援をすべきところ、
中国・韓国に銭を使ったのが間違いだ。

日本は、戦前・戦時が間違ったのではなく、戦後を間違えたのだ。

引用元 http://mimizun.com/log/2ch/diplomacy/1148102356/