b23

1:       2005/12/22(木) 04:05:41 ID:hZYa4he0

語りましょう。

ソナチネ(映画)
http://ja.wikipedia.org/wiki/ソナチネ(映画)

2: 名無シネマ@上映中 2005/12/22(木) 04:19:02 ID:2Druaj4h

バーカ

3: 名無シネマ@上映中 2005/12/22(木) 04:39:55 ID:E9CCKkPS

ソンナァ…チネ!

5: 名無シネマ@上映中 2005/12/22(木) 15:16:14 ID:hZYa4he0

たけしにボコボコにされて最後車で
焼かれる人かわいそう・・・

b29















156: 名無シネマ@上映中 2006/02/03(金) 23:11:01 ID:JHxCZ+b5

指の間から砂がこぼれ落ちるように、人の命が消えていく・・・
命の重さをこれだけ否定した映画を知らない。


10: 名無シネマ@上映中 2005/12/23(金) 16:24:41 ID:0ZGre32i

北野武の中では好きな映画。音楽と映像があってる

13: 名無シネマ@上映中 2005/12/23(金) 22:58:18 ID:uhl6ViH0

何回も見ますた。

トリップするような、南国の幻想的な音楽と映像が(・∀・)イイ!!

419: 名無シネマ@上映中 2007/01/20(土) 22:02:29 ID:m8SqVH9S

この映画で沖縄に対するイメージ変わたwwww

23: 名無シネマ@上映中 2005/12/24(土) 20:12:36 ID:nlfG97qJ

完成度は タケシの映画の中では一番ではナイノカ。

430: 名無シネマ@上映中 2007/02/05(月) 03:15:34 ID:+riy/jKG

ソナチネはガチで世界映画の歴史に残るような名作だからな
他も悪くないとは思うけどこれは本当に別格だわ

9: 名無シネマ@上映中 2005/12/23(金) 15:14:30 ID:LGuJdUZc

武はこれが最高傑作じゃないかな。
見てないけど。

11: 名無シネマ@上映中 2005/12/23(金) 16:27:47 ID:CqDpwW1H

>見てないけど
どういうことよ?w

6: 名無シネマ@上映中 2005/12/23(金) 00:24:33 ID:FNv5D4Hr

制作費5億
興収8千万

劇場外のソファに腰掛けて次の上映を待ってて、今やってる上映が終わって
劇場から出てきた人たちは、みな一様に放心状態って感じだったな。
皆っつっても5~6人だけどw  しかも初日www

24: 名無シネマ@上映中 2005/12/24(土) 21:42:40 ID:908/0Uzk

>>6

自分もその一人になりたかったな。

25: 名無シネマ@上映中 2005/12/24(土) 22:26:34 ID:Bt6zmgi1

最初見たとき、途中で

「この映画ちゃんと終わりまで行くのか」と不安になった

15: 名無シネマ@上映中 2005/12/23(金) 23:19:02 ID:7uph7IyZ

当時仲の良かった友人と見た。
劇場を出た後、二人で顔を見合わせて、
凄いものを見てしまった、という興奮で
涙を浮かべながら語り合った。

互いに武の映画が好きだったこともあるが、
武はやってしまった、やってくれた、という喜びで一杯だった。

映画を観てあんなに興奮してしまった経験は
あれから無いかもしれない。

20: 名無シネマ@上映中 2005/12/24(土) 16:51:23 ID:5zcIjqgL

‘その男、凶暴につき’&‘3-4X10月’の方が好きだけど
異様な空気は‘ソナチネ’が一番感じる。
釣り人の殺し屋コエー

南方英二
http://ja.wikipedia.org/wiki/南方英二


b34













22: 名無シネマ@上映中 2005/12/24(土) 17:31:09 ID:MUPzyUJ7

>>20

その役って、最初は蓮実重彦にオファーだしたんだよね。

b39













蓮実重彦
http://ja.wikipedia.org/wiki/蓮実重彦

758: 名無シネマ@上映中 2007/08/18(土) 00:13:33 ID:KELXZMDH

亀レスで申し訳ないけど、こんな話、聞いたことなかった。

>>22
>その役って、最初は蓮実重彦にオファーだしたんだよね。

断られたんなら、青空あきおに頼めばよかったのに。

b40













青空あきお
http://ja.wikipedia.org/wiki/青空あきお

762: 名無シネマ@上映中 2007/08/24(金) 02:16:28 ID:BZGa1J5B

>>758

似てるww 青空さんなら快諾してくれそうw

406: 名無シネマ@上映中 2006/11/29(水) 20:15:56 ID:xy3p3Umn

ヤクザの老親分に厨子とんぼを起用していたのが素晴らしい。

404: 名無シネマ@上映中 2006/11/26(日) 22:12:24 ID:EM3E0Xr/

勝村政信をヤクザ役にするセンスがグッ。

b49










たけしの理想の親分役って久米宏なんだってね


b50









416: 名無シネマ@上映中 2007/01/12(金) 03:29:27 ID:qFPKgb0U

立川談観は立川談観のまま。(蜘蛛の瞳)
ユーレイとか白竜とかを役者として見出すセンスが
初期のたけし映画にはあった。

26: 名無シネマ@上映中 2005/12/24(土) 22:45:55 ID:lY6NDorM

俺は試写会で観たんだよな、確か。
北野ファンクラブかなんかの抽選に当たったんだよ。
そのとき初めてたけしさんを見たんだけど、なんか感慨深かったなあ。
ガキの時からテレビで見てる人が目の前にいたんだもの。

たけしさん、その頃チック症だかトゥレット症候群だかがひどくて、
しょっちゅう目をしばしばさせてたよね。
まあ、精神状態が尋常ではなかったのかもしれない。
そのせいかどうか、この映画は奇跡的な出来になったと思うよ。
BBCが映画百年の百本のうちのひとつに選んだのもむべなるかな…。

なんてこと書いたらアンチの人に叩かれるのかな?

28: 名無シネマ@上映中 2005/12/25(日) 02:01:47 ID:E7OK76UY

>>26

試写のときは既に北野ファンクラブで紙相撲のコント見たあとだった?
俺は初日に見たけど映画であの紙相撲見たとき
テレビでやってたコントじゃんと思った
んなこと言ったら主人公村川だって
ビートたけしじゃねえかっていうのもあるけど
日本人としてタレントたけしの信者はまともに映画も見られんなと感じた

ソナチネがよかったのは石垣島のおかげだと思う
たけしの精神をハイにさせたらしいのと
照明とキャメラマンの力を超えた沖縄の太陽光
単純に画がすっごい綺麗でしょ沖縄に移ってから
個人の力というより自然(土地)とその状況(状態)がいい時期にクロスしたと

あとまだこの頃(つーか結果的には「みんな」除いた最後)、
たけしの華のような笑顔がピークだったよ、
もちろん左右対称でニッコリ笑う、戦メリから使ってきたたけしの武器

33: 名無シネマ@上映中 2005/12/25(日) 21:37:48 ID:Uk61ixRG

たけしの事故前のシンメトリーな笑顔と石垣島の直射日光ね。わかる。
それと2と3の馬鹿さ加減が際立ってて良いです。

b35











39: 名無シネマ@上映中 2005/12/26(月) 02:01:22 ID:Mho87Lb+

事前にテレビでやったという
紙相撲のコントは幸運にも(?)w見られなかったが、
あのシーンはいいなあ。名シーン。

たけしの映画ってドギツイんだけど
こういうホッとするシーンがあるんだよね。

俺個人的な意見だけど
こういうシーンのみでなんか全て許されるような感覚がある。

どんなにどぎつくてもしょせん映画の中での出来事だしね。
ただ、やっぱり子供向けではない映画だよなあ
(映画そのもの、子供から見せなくてもいいと思ってるところあるんだけど)。

30: 名無シネマ@上映中 2005/12/25(日) 17:36:08 ID:GA998CTv

たけし映画最高という意見には賛成だけど、
ヤクザが自分とこの組長を親分って呼ぶのはちょっと違和感あった。

31: 名無シネマ@上映中 2005/12/25(日) 17:49:13 ID:HnLG98aX

「親分が黒いって言ったら、白いものでも黒いって言わなきゃ」って
矢島健一がいうところ?
普通何て言うのかね(組長?、あるいは社長とか←そっちの方が冷たくて怖い)

そのあと、タケシが「お前は白いもの白いって言うじゃねえかよ」って
あの台詞の意味がよく分からない。

628: 名無シネマ@上映中 2007/05/26(土) 07:42:06 ID:0n/tEh92

>>31

「親分が黒って言ったら、白いものでも黒いって言わなきゃ」
→親分の命令は絶対だから、親分に沖縄行きを命令された
村川に断る権利はないぞってこと。

「お前は白いものでも白いっていうじゃねぇかよ」
→お前(高橋)はそんなにまで親分に使えてないだろってこと。

要は皮肉言ったんだよ。
だからちょっと場の空気が悪くなって
親分と高橋が村川を睨んでただろ。

32: 名無シネマ@上映中 2005/12/25(日) 17:59:57 ID:HnLG98aX

台詞の話が出たついでに。

国舞亜矢(←どこ言った?)演じる沖縄の女と、タケシのやりとりで、
初めて人を殺したのいつ?という台詞から始まって、
「(オヤジが)やらせてくれなかったから」で終わる会話。

世界映画史上の名台詞・名会話として残したい。
ボギーの「昨日はどこに?」「そんな昔の事は分からない」に匹敵する。

34: 名無シネマ@上映中 2005/12/25(日) 23:16:51 ID:HnLG98aX

昔「11PM」って番組で、司会者の作家が
「ギリシャ神話にはありとあらゆる近親相姦のパターンがあるけど、
一つだけ無いのがある。息子が親父を犯すって話だ」
って言ってたけど、それが、>>32で補完された?

「やらせてくれなかった」というのは、
「青春時代に好きなこと(スポーツ、 遊び、お洒落など)を~」
というような意味合いにも取れるところが良い。

「みんなー、やってるかー」の英語題名が
「getting any?」というのに通じる発想だと思う。

35: 名無シネマ@上映中 2005/12/25(日) 23:24:00 ID:EDVv+TUL

紙相撲とか、寺島と勝村の掛け合い
(雑誌読んでる寺島に、勝村がビニール人形でちょっかい出すとこ)とか、
素で笑っている感じなんだけど、自分はもの凄く好感持ったな。
一緒に吹き出しちゃったりとか。


b27











「(オヤジが)やらせてくれなかったから」のとこの笑いもそうだけど、
そこの空気だけ異質でドキッとする。良い意味で。

36: 名無シネマ@上映中 2005/12/26(月) 00:04:04 ID:fBdeqEKZ

>>32 >>34 >>35 
「やらせてくれなかったから」。ほんと、多義的なセリフですよね。
とりあえずこの映画を精神分析学的に観ようとするなら、
『ビートたけしの終焉』っていう本が参考になるかも。

もはや二十世紀の遺物といえなくもない精神分析ですが、
依然その有効性は保持しているのでは?

37: 名無シネマ@上映中 2005/12/26(月) 00:09:18 ID:Zv/e2zvi

この映画見ると、自分にも映画が作れそうに思ってくる

68: 名無シネマ@上映中 2006/01/06(金) 01:56:28 ID:Z+ku38P3

予告編が衝撃だったな。
暗闇からこちらへマシンガンぶっ放すタケシ。
「会社 学校 家族・・・やめたい人へ ソナチネ」

陽光きらめく石垣島。美しい。

観終わってすぐ白いシャツ買いに行ったな。

70: 名無シネマ@上映中 2006/01/06(金) 21:53:47 ID:L2ns48Ev

この映画の良さは文章なんかじゃ表現できない

84: 名無シネマ@上映中 2006/01/08(日) 02:14:46 ID:+M9MWe/6

久石譲の音楽の良さも大きいだろ。あの夏、キッズ、同様。



85: 名無シネマ@上映中 2006/01/08(日) 02:20:07 ID:EfqaFMln

>>84

たけし自身には音楽的素養がなくて、
非常に雑然とした不規則な野獣的なものしか持ってない。

簡単な話、音楽的な何の資質もないド素人なんだが、
久石の音楽は元々宮崎駿のアニメがよく似合うような
非暴力的女性的なものがあって、たけしは自分の映画に
そういうアンバランスな要素が入り込むのが面白かったんじゃないかな。

405: 名無シネマ@上映中 2006/11/27(月) 01:33:48 ID:NzqCMX68

やっぱ久石譲は天才!!!

297: 名無シネマ@上映中 2006/06/12(月) 04:41:36 ID:c/AciY79

これ音楽エクソシストと同じだね

298: 名無シネマ@上映中 2006/06/12(月) 06:45:23 ID:cGXAzXQf

たけしが「エクソシスト」みたいなやつとリクエストしたら
久石がそのまんまな音楽作ったらしいが

104: 名無シネマ@上映中 2006/01/16(月) 02:34:30 ID:c1s/a1uW

奥山:「たけしさん、これは約束がちがう。
         和製ダイ・ハードを撮るって言ったからこっちはカネ集めたんだ」

北野:「おかしいなあ。10年後には傑作になるはずなんだけどなあ」

105: 名無シネマ@上映中 2006/01/17(火) 13:01:38 ID:DBoyUpTU

>10年後には傑作

「ソナチネ」までの4本は文句なく
これに当てはまるだろうが、それ以降はどうかなあ。

フライデー事件でお笑いとしては事実上終わったように、
バイク事故で映画監督としては、残念だけど、終わっちゃったのかもね。
って、「キッズリターン」のラストかよw

97: 名無シネマ@上映中 2006/01/11(水) 19:00:04 ID:KjLPqZHG

ツービート時代からたけしの最強の視点は常識へのイチャモンでしょ
はだかの王様に出てくるガキんちょの言葉
その男凶暴につきが面白かったのは映画の常識、
ありがちな展開をたけしの得意の武器で逆打ちしたこと

常識やありがちという形あるものを
壊す(引き算する)ことの才能は昔から飛び抜けてる
最近作(その男以外、3-4X以降は全て含まれるかもしれない、・除くキッズ)の
居心地の悪さは足し算の分量が増え出したことに比例してる
唯一の例外はキッズ・リターンだが

95: 名無シネマ@上映中 2006/01/11(水) 05:16:52 ID:JGvm7321

なるほど、ソナチネは引き算の映画なのか?

96: 名無シネマ@上映中 2006/01/11(水) 08:06:56 ID:GmialKZZ

>引き算の映画
北野映画は、ほとんど全部がそうだね。
「何をやるか」じゃなくて、「何をやらないか」が、重要。

162: 名無シネマ@上映中 2006/02/07(火) 04:32:12 ID:yCbAQHHQ

当初の仮題は「沖縄ピエロ」だったそうですな。
で、出来上がったのは「気狂いピエロ」も吃驚の「ソナチネ」でありましたとさ。

355: 名無シネマ@上映中 2006/09/09(土) 01:57:21 ID:IbQY+FSB

>>162

>当初の仮題は「沖縄ピエロ」だったそうですな。

なんでこんなに、ゴダールの「気狂いピエロ」に似てるんだろうと思ったら、
意識的にやってたのか。

163: 名無シネマ@上映中 2006/02/07(火) 04:40:04 ID:cWRmr6cf

なんでタイトルがソナチネになったの?
どゆ意味が込められてるんだ?

164: 名無シネマ@上映中 2006/02/07(火) 08:50:19 ID:5/ivdl9z

ピアノやってたタケシが、これからも続けようかどうか、と迷ってた
ソナチネって言うのはそういう段階の教本だとか。バイエルとかに比べて

165: 名無シネマ@上映中 2006/02/07(火) 08:51:44 ID:5/ivdl9z

生きるべきか死ぬべきかみたいな段階のことを映画にしたから、ソナチネ

ヤクザやめたくなったなって台詞がそれを表わしてる

179: 名無シネマ@上映中 2006/02/15(水) 20:46:54 ID:Fpitz58S

あのロケ石垣島だったんだってね。
沖縄本島に旅行で行ってげんなりした事があったので、
「石垣島まで行けば良かった」と後悔している。

180: 名無シネマ@上映中 2006/02/15(水) 21:58:46 ID:4+z0hM3n

フライデー事件の後しばらく石垣島にこもってたらしいからね。

181: 名無シネマ@上映中 2006/02/15(水) 23:45:23 ID:QTMzDMVT

そのとき芸能人で石垣まで来たのは、洋七ただ一人だったと聞いた。

185: 名無シネマ@上映中 2006/02/17(金) 03:02:43 ID:fYQVVPcQ

たしかソナチネって最初の題名がオキナワピエロだったんだよね。
しかし沖縄でなく石垣島がメインだからタイトルを
当初のままにすることができなくなった。石垣島の風景が圧倒的だからね
石垣ピエロじゃ語感がよくないし。

186: 名無シネマ@上映中 2006/02/17(金) 22:07:53 ID:HtTGnAwK

ロケは石垣島だが、名目上は沖縄本島が舞台と言うことになっているぞ。

188: 名無シネマ@上映中 2006/02/18(土) 11:28:12 ID:AdnWfERB

タイトルはいつも変わるよ
ハナビは、3.16
菊次郎は、エンゼル・ベルだった

192: 名無シネマ@上映中 2006/02/19(日) 11:25:34 ID:uL69FgcY

>>188

3.16の意味は?

193: 名無シネマ@上映中 2006/02/19(日) 13:25:03 ID:WhjNdauY

>>192

昔の職人(大工)は円周率を3.16で、計算してたらしい
理由は忘れたけど、その理由が、ハナビのテーマだったとか

194: 名無シネマ@上映中 2006/02/19(日) 15:59:03 ID:HhWqm/i4

>>193

3.14じゃなくて3.16か。
何かいわくがありそうだね。
でもHANA-BIは・・・?

207: 名無シネマ@上映中 2006/02/21(火) 23:34:04 ID:tg5tR5un

ソナチネのラスト。
セリフなしで何分間ぐらいあるのかな?
すごいよね。

208: 名無シネマ@上映中 2006/02/21(火) 23:39:12 ID:wQ0hDNwO

そう、あのラストは最高だ。
「その男~」でも武は吾妻にセリフを与えなかった
(刑事をやめてからね)が、気がつかせない。
もう名人芸。
でも「HANA-BI」では正直ヘタだった(岸本加世子ね)。

250: 名無シネマ@上映中 2006/03/29(水) 22:26:08 ID:hQgM7+Ht

あのラストはスタッフのお姉ちゃんが提案したんだよ。
たけしは現場でラストをどうするか迷ってた。
直感でスタッフの意見を採用。

347: 名無シネマ@上映中 2006/08/23(水) 06:53:06 ID:tzpZQrsH

>>250

kwsk

351: 名無シネマ@上映中 2006/08/31(木) 02:03:07 ID:/KvM4yXX

>>347

BS1のソナチネメイキングで、記録の中田秀子と相談してた映像があった。
そのあと焼肉おごってやると、武が言っていた。
250はそのことを言っているのではないか?

218: 名無シネマ@上映中 2006/02/25(土) 10:21:32 ID:OPwyZAQ0

以前、LD-BOXに特典でメイキングがついてたけど、
それDVDでは出てないよね?BSとかでも放送されたことあるらしいんだけど。
当時お金がなくて買えなかった。見たことある人、感想を聞かせて。
また、見る方法ないかな?

223: 名無シネマ@上映中 2006/02/27(月) 01:07:25 ID:Mgjas7nr

>>218

NHKが作った映像だけども、
NHKってのは本当に先見性があると思うよ。
あの番組作った人がソナチネの良さを理解して作ってた。
カメラマンも「おれは今すごいところに立ち会ってる」みたいな実感があった。

おれは番組を見たんだが、まず大体、撮影現場では
たけしのいい加減としか思えない演出が続く。
まるで映画を撮っているとは思えない気軽さで撮影が進んでいく。

そこにたけしのインタビューが盛り込まれているのだが、
そのインタビューを聞けば、一見いい加減に見える仕事も、
ちゃんと方向性を持っての事だということがわかる。

237: 名無シネマ@上映中 2006/03/16(木) 21:46:56 ID:8MtOO0vj

皆さん、ソナチネのどのシーンが好きなの?
自分はオープニングが一番イイ
モリで刺された魚のドアップからあの音楽に乗ってはじまって
雀荘のオヤジとたけしのやり取りがすごく緊張感が合って
何度見てもドキドキする。

281: 名無シネマ@上映中 2006/05/09(火) 00:07:59 ID:H6fFXUNn

この映画すごいな。人を殺すときに、ためらいが一切無い。
個人的には、海岸でチンピラを殺すシーンが好きだな。


ていうか、過去にソナチネのメイキングをうPした方、再うP して下さい。
よろしくお願いします。

285: 名無シネマ@上映中 2006/05/17(水) 01:25:03 ID:bBqb6o4P

オレは銃で撃たれて苦しむ仲間(?)を捨てるところが良かった。
代貸しを盾にして殺し屋を殺ったところも良い。

前から死ぬ人間にあーだこーだ言わせるのが好きじゃなかった。

241: 名無シネマ@上映中 2006/03/17(金) 03:03:16 ID:c5+uU2aG

>>237

やっぱロシアンルーレットかな。
ポスター持ってるよ。
あのシーンがやっぱ一番ソナチネたるシーンな気がする。

エンドロール、ラストシーンの草が風に揺れる音だけ、とかでも良かったかも。
ニヒリズムが強調されて。

b28


















b42















b43













243: 名無シネマ@上映中 2006/03/17(金) 20:20:23 ID:VI7Vg7AO

>>241

ロシアンルーレットのシーンももちろんゾクゾクするくらいイイ。
夢の中とラストの自殺で合計3回頭に銃口を向けて
引き金を引くシーンがあるけど、
ロシアンルーレットのときのカラ撃ちの音がすごく響いて、
他の2シーンよりも強烈に感じる。

ポスターいいなー
ソナチネの頃のたけしの顔が一番好きだな・・・

244: 名無シネマ@上映中 2006/03/17(金) 20:31:54 ID:VI7Vg7AO

>>241

何故ニヒリズムが強調されるのかちょっと分かんないですが、
風に揺れる音だけっていうのは賛成。
そのほうがソナチネのイメージに合いそうですね。

連投スンマセン

741: 名無シネマ@上映中 2007/08/13(月) 18:42:53 ID:ktopWnQL

男が女をレイプしている。
それを目撃する主人公。

しばらく見守ったあと、ノーリアクションで、
そのまま立ち去ろうとする主人公。


こんな映画、今まであった?
俺はひたすら感動したね。
西洋人はこのシーン、どう思ったんだろ。

389: 名無シネマ@上映中 2006/11/02(木) 00:52:04 ID:XjDJXL1i

「高橋さんいますか?」
「私、高橋ですけど。」
「失礼しました。」
「本名で泊まってるわけねーな。」
の、後のエレベーターの偶然の再会。

この流れいいね。

399: 名無シネマ@上映中 2006/11/26(日) 17:14:16 ID:C5aKkqIW

「みんなで茶いれてどーすんだよ」
→抗争には使えない若造ばかりってこと

「おまえんとこの電話は貯金箱か!」
→電話では冷静そうだった大杉が本当は苛立ってるってこと

説明過多でない完璧な演出が多い
北野映画の最高傑作と云われるのも納得

360: 名無シネマ@上映中 2006/09/23(土) 06:21:24 ID:aR+EHctn

映画自体の出来もいいが、たけしの顔が色気があっていいよな
事故がなければどう年食ってたんだろうな

b32












319: 名無シネマ@上映中 2006/07/20(木) 01:33:50 ID:5gsYD0+X

慣れると、何回観ても疲れないな。癒し系環境ムービーって感じ。
砂浜のシーンはもちろん、やめてくださいよー、や
銃撃戦ですら観ていて安らかな気持ちになる。

一番緊張感のあるシーンは、演技人が素の表情になって
クスクス笑いするシーンだったりして
(「やらせてくれなかったから」とか)

332: 名無シネマ@上映中 2006/07/29(土) 00:49:13 ID:7jNgi1us

俺なんかはじめから癒されてたな。
にしても夏になるとこの映画むしょうにみたくならね?

337: 名無シネマ@上映中 2006/08/06(日) 21:16:54 ID:YX7euK0R

最近DVD買ったので何年かぶりに見た
やっぱ武の最高傑作だというのを再認識したよ

385: 名無シネマ@上映中 2006/10/30(月) 02:22:08 ID:nkEDZiOe

あの女いるか?
「平気で人殺しちゃうってことは…」の
たけしとのやりとりも俺はいらない気がする。

b41














101: 名無シネマ@上映中 2006/01/12(木) 10:08:21 ID:c2cr0aYC

「あの夏~」の大島弘子もそうだな。
さんざん言われてることだが、北野映画は女優の印象が希薄すぎるね。
女がわからないのか女が嫌いなのか女が怖いのか。

388: 名無シネマ@上映中 2006/10/30(月) 16:06:06 ID:ciqcuono

>>385

おおっ、記憶を呼び起こしてくれた!!(笑)
オレも女のあのセリフいらないと思う
なんか理屈っぽくてヤなんだよね
「平気で人を殺せるってことは平気で死ねるってこと」
では必ずしもないと思うもんなあ

617: 名無シネマ@上映中 2007/05/24(木) 19:06:04 ID:YibJamDo

>>388

馬鹿女の勘違いに対する引いた視線からの
批評的な場面として秀逸だと思うけど。
あの女、徹底的にわかってなくってセクシーでよかったな。

134: 名無シネマ@上映中 2006/01/30(月) 02:19:29 ID:jbDZQg+8

ソナチネ唯一の欠点は姉ちゃんがタケシに、おっぱつを見せるところだな。
タケシのリアクションが???
実際には何もないカメラの前で感じが掴めなかったんだろうけど。

137: 名無シネマ@上映中 2006/01/30(月) 14:48:53 ID:7UnTeYhA

>>134

おれはむしろ、あのシーンこそ傑作だと思うけどなあ。
「平気でオッパイ出しちゃうんだもんな。凄いよなあ」
の台詞も含め、世界広しと言えど、武しか撮れないだろう
ああいう物悲しい健康美は。

139: 名無シネマ@上映中 2006/01/30(月) 20:09:21 ID:9+mOxk9c

>>137

貞操観念というものがまだあった時代にああいうことをやるのがすごい。
普通は理性が邪魔して出来ないだろ。いまやっても新鮮味はないだろうが。

145: 名無シネマ@上映中 2006/01/31(火) 00:30:26 ID:nszmgnjE

オレはあのシーンは武がインポテンツの設定なのかなあって思ったんだが。

このスレの最初のほうで精神分析がどうのって書き込んでた人いたけど、
それ意識すると武ってカッターシャツだけでネクタイしてないからさ。
ベタといえばベタだけどね。

でもそうすると車が動けなくなるシーンの
「蛇が出たんだよ」っていう科白をどうとったらいいのか…。

146: 名無シネマ@上映中 2006/01/31(火) 03:13:12 ID:0sy1vU+z

インポってゆーかホモじゃない?

147: 145 2006/02/01(水) 00:16:44 ID:S7Fr6PW4

>>146

おお、言われてみればそうかも。
3-4X10月にもそれらしいシーンあったもんな。
加えてこれも前半の書き込みにあったが、
「やらせてくれなかったから」という科白とも合うし。
また見直さなきゃいかん。

334: 名無シネマ@上映中 2006/08/03(木) 16:59:30 ID:MRRhwY1w

雨宿りのシーンは、死を願う者に特有の欲望が枯れている部分を
表現しているのかなあ。たぶんあのあと2人は何も無かったんだろうな。

342: 名無シネマ@上映中 2006/08/22(火) 12:52:14 ID:J7zSsgYr

亜矢さんが浜辺でレイプされそうになるシーンで
武さんにピストルで撃たれたレイプ魔?
あの方って、「この車、うちの亭主のだもん」の亭主じゃないですよね。  
どこかでナンパでもされたんでんでしょうか?

343: 名無シネマ@上映中 2006/08/22(火) 17:36:44 ID:8g1ijX1h

いや、亭主でしょ。
別にレイプでもないし。
浜辺で薦んでセックスする女なんてそうはいないだろ。
トドじゃないんだから。

346: 名無シネマ@上映中 2006/08/22(火) 20:39:21 ID:8g1ijX1h

自分の亭主を殺した男とすぐ打ち解けちゃうところが、
女のキャラの強烈さを表してるんだろ。
村川自体も「すぐおっぱいだしちゃうなんてすごいね」
と言ってるし。

386: 名無シネマ@上映中 2006/10/30(月) 06:25:33 ID:WqMHkvKL

村川といえば、村川透の映画にも、優れた暗闇の銃撃戦があったが、
多少なりともオマージュの気分があったのだろうか?

387: 名無シネマ@上映中 2006/10/30(月) 12:10:47 ID:sXiq53qz

村川透の「聖女伝説」は暴力シーンにおいて、
北野武にかなり影響を与えたと思う。突然の暴力。
見た目普通な人がとんでもない暴力を振るう。執拗な暴力。

149: Domono 2006/02/02(木) 23:51:49 ID:4oPhhXoY

日本一の別れ。
村川が殴りこみ(?)に行く直前の幸(国舞)との一連のシーンは
もう最高。あのシーンからラストまではもう釘付け。

154: 名無シネマ@上映中 2006/02/03(金) 16:31:34 ID:8IwDGWtC

パッと浮かんだイメージから作ったから面白いんだと思う
殺し屋が赤い花なげたり

209: 名無シネマ@上映中 2006/02/22(水) 00:17:01 ID:MP10Vauf

エンドロール後、祭りの後みたいな風景描写があるのはどういう意味があるの?
エンドロールの前じゃ駄目なの?

210: 名無シネマ@上映中 2006/02/22(水) 00:23:18 ID:htS//Xco

>>209

理由はないんじゃないかな。
ただ、あのクーラーボックス、ひまわりの映像は良かった。
音楽ともマッチし過ぎていた。
”祭りのあと”ってなかなか的確な表現じゃない?

770: 名無シネマ@上映中 2007/09/01(土) 01:23:58 ID:3VftsZs5

イタリア人から評価受ける前に
何で日本人が自ら評価する事が出来なかったのか
本当に情けない民族だ

775: 名無シネマ@上映中 2007/09/02(日) 00:39:46 ID:TYj4NB/G

>>770

気にすんな
イギリス人でアメリカでも大活躍したヒッチコックを
最初に神ランクで評価したのはフランス人だった

ホークスもアメリカではなくフランスで神様扱いされた
(本人は「フランス人てのはアホじゃないか?」と煙たがっていたが)
黒澤もこれほどになったのは海外の評価のおかげ

ウディ・アレンもアメリカ国内の興行成績だけじゃ
次の映画も撮れないが、ヨーロッパで評価されてるから続けられてる
クリント・イーストウッドは、俳優としても監督としても、
最初に評価したのはヨーロッパ 

771: 名無シネマ@上映中 2007/09/01(土) 08:21:46 ID:xabEQ7Pr

最初に評価したのはイギリス人だろ

774: 名無シネマ@上映中 2007/09/02(日) 00:35:39 ID:SA4aM6g6

最初に評価したのは日本人。蓮実・黒沢ラインだろ。
イギリスが評価したのは事故後、国際的地位を与えたというべき。

NHKでの黒沢・北野対談、黒沢・宮崎対談
(黒沢が21世紀の日本映画を託す二人の監督)を観ればわかる。

776: 名無シネマ@上映中 2007/09/02(日) 01:07:47 ID:U4r5FqK4

イギリスが評価したのは事故前じゃゴラァ

778: 名無シネマ@上映中 2007/09/02(日) 02:36:26 ID:KnkKPGOC

>>776

事故前でも日本映画界の扱いはキワモノだったと思うよ。
海外では真っ白な状態で作品を見てもらえたから評価された。

日本人は芸人たけしというフィルタを通さないで、
作品を評価しようとしない傾向にあると思う。
たけしを知りすぎているという錯覚に陥って
映画を観ているところがあるんじゃないかな。

779: 名無シネマ@上映中 2007/09/02(日) 08:02:29 ID:SA4aM6g6

海外で最初に評価したロンドン映画祭に事故で行けなかったんだけど。

133: 名無シネマ@上映中 2006/01/30(月) 00:52:53 ID:PHsDtQ1B

ま、ソナチネは最高だが、
大概の奴らは凶暴につきの時点で認めてたけどな。

780: 名無シネマ@上映中 2007/09/02(日) 08:25:07 ID:ceZ8d/Yz

どの国が最初でも、過大評価なのは間違い無い訳で…

勘違い信者を大量生産した原因になった訳で…

788: 名無シネマ@上映中 2007/09/02(日) 21:23:27 ID:cq0d8MeV

>>780

初期の作品はすべてキネ旬ベストテンに入ってたりするし
ベネチアグランプリ以前から充分評価されてた

783: 名無シネマ@上映中 2007/09/02(日) 12:37:10 ID:luhiuL3j

初期から日本でも評価されてたんだけど。
ただ「素人」が凄い作品を撮っちゃった事に対する嫉妬みたいなのは、
古い映画関係者にはあったね。

433: 名無シネマ@上映中 2007/02/06(火) 23:34:21 ID:KCZJdlId

公開当時、田村孟が学生の自主映画だとけなしていたな。
感性のまま撮って傑作になった偶然の産物みたいなものだと思う。
当時の感性は確かに研ぎ澄まされていたのかもしれないけど。
この先どんなに頑張ってもここまでのものはできないだろう。

814: 名無シネマ@上映中 2007/10/05(金) 01:55:17 ID:Rb0XysmT

アメリカで公開されたときの配給会社はタランティーノの会社だったらしい

819: 名無シネマ@上映中 2007/10/30(火) 14:30:32 ID:yteLs24Q

>>814

彼がカンヌ審査委員長のとき出品出来ていたら、賞に絡んでいたと思う。

766: 名無シネマ@上映中 2007/08/28(火) 10:53:18 ID:ZConzgeX

三島由紀夫のヤクザ映画について、
面白い解説をしていたのを思い出すんだけど
それを形にしたものが、この映画にかなり近いのが面白い。

ヤクザ映画は、廃れていく家父長制が主題
ヤクザが良いとか悪いの問題ではなく、
日本の観客はすでにその前提を超えてその心理を読む行為をしている

その次の段階として、その独特の行動論において
ヤクザという冠はなくなり日本人ならこう動くというものになり
最終的にはヤクザ映画はヤクザ映画というジャンルでなく、
日本映画というものになる

セリフを巧くしゃべるとかは映画においては大事な事でない
むしろ、ウンとかそうとかそういうセリフとは別の部分にこそ映画はある云々。

ソナチネはヤクザという素材を使っているがゆえ、
日本人の行動思想ひいては武士道とかにも通じていく
日本人の価値観、死生観に言及しており
まさに日本映画という着地点をみたと思います。
ここが世界に認められた要因と思う。

768: 名無シネマ@上映中 2007/08/29(水) 23:41:30 ID:aaf66R/Z

きっと考えてないだろうな。たけしの感覚や嗅覚が何かを作っていくんだと思う。

でもそれを他の人が見たら、>>766みたいな感じに見えるだろうね。
見方がいろいろあって面白い。

448: 名無シネマ@上映中 2007/02/27(火) 17:23:31 ID:509hr3Dt

この映画見ると人生って意味ないんだなあって思えてくる

454: 名無シネマ@上映中 2007/03/03(土) 09:39:06 ID:ke+S0r5J

人生に意味はない。
命に価値はない。

そういう感性が好きだ。

764: 名無シネマ@上映中 2007/08/27(月) 23:23:06 ID:wsLqLCVn

もう当時から何度も見返したくなるんだけど、
これだけ生きる気力とか気負いをするすると奪うものはないな。
死にたくなるわけでもない。

思い出して世界に浸ると、何もかも無くなっていくような
静かな気持ちにさせられる。
俺にとってヤバイ映画。

765: 名無シネマ@上映中 2007/08/28(火) 07:07:34 ID:3lxW5Snk

>>764

LOWな気分になるってことかな。
ソナチネは確かに無を感じるね。感情がフラットになっていくとでもいうのかな。
ソナチネじゃないけど、私もそういう映画あるよ。

私は見てる最中は764の状態だったけど、
見終わったらアドレナリンが出ちゃったよ。
何もかも面白くなって超ハイテンションになってしまった。
躁鬱で言えば躁状態にw
何度見ても同じなんだよねw

352: 名無シネマ@上映中 2006/09/02(土) 04:03:51 ID:2vzgigYk

ソナチネの夏が終わってしまうな。

354: 名無シネマ@上映中 2006/09/04(月) 23:03:51 ID:rEFZ/xT7

>>352

詩的だな。>ソナチネの夏

引用元:北野武 ソナチネ