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69: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 20:48:48

キャノピーを砕く脱出って「キャノピースルーベイルアウト」のこと?
それだったら大概のイジェクションキャノピーは対応しているのでは?

通常の脱出操作はシート脇のレバーを引くことによって起動するけど、
これが不発の時は、ヘッドレスト脇に出ている
ワッカ(これも黄色と黒の縞模様=フェイスカーテンハンドル)を引き、
フェイスカーテンと言う物で顔の前を保護する。
カーテンと言っても布製ではないが・・・
手や足なども自動的に座席に引っ張られて固定される。
この状態で射出座席が発射されると、
ヘッドレストの部分でキャノピを割って脱出できる。

安全性はかなり低い方法だが、そのまま落ちる寄りかは益し。
60: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 20:48:48

>41
大部前に亡くなった祖父が言っていた。
祖父が九州の基地で整備の仕事をしていたらしい。
子どもの頃聞いた話で、十分状況を聞かなかった。残念です。

61: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 00:04:55

>>60
でも、ジュラルミンを溶接ってのも…… 。

65: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 20:48:48

>61
そうですね。
航空機用に使われる強度の高いアルミ合金は、溶接には全く不向き
らしいですね。(最近のものも含めて)
溶接可能なアルミ合金でも、酸化を防ぐ特別な溶接方法が必要です。

単に閉じ込めるのが目的なら、キャノピーのスライドレールを
カシメるとか、隙間に楔を打ち込むとかでも十分に思えます。

だから、当時の悲惨さを誇大に脚色しつつ物語った
可能性も高いですネ。
(亡くなった60さんのお祖父さんには申し訳無いですが....)

66: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 20:48:48

>62 
当時だとしたら碌な溶接機もないと思うので
ロウ付けではないでしょうかね、 酸素とアセチレン
と火口あればできるので。(航空機にはよく使われて
いるし)

68: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 23:06:33

アルミはろう付け(半田付け)できないよ。

70: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 20:48:48

アルミはんだってあるよ、

それにアルミの溶接は特別な方法じゃなくて出来る
けど、直流TIGがあれば可能、酸化皮膜はやすり
でこすったたけでも落ちるからペーパー掛けてすぐ
やりゃ問題ないっす>でも強度には問題あるかも

ただし、熱応力による変形は少ない。

74: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 20:48:48

TIGは1951年、MIGは1956年に日本に導入されたそうですので、
この話題にはあまり関係無いです.

73: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 23:06:33

ジュラルミンの溶接に関して、九州飛行機局地戦闘機「震電」では
製造工数を減らすため、従来、翼桁間に多数並べていたリブに
ジュラルミンの外板を鋲接するのを止めて、
翼型に合わせた凹みをプレスした強度保持板に
翼外板をかぶせてスポット溶接して一体化したパネルを作成し
翼桁間を接合したそうです。

同様の工作を胴体前部にも応用し
ねじ止めで装着したので、内部機器への
整備のためのアクセスが容易になり、
工数削減と剛性強化に役立ったそうです。
もちろん重量はましますが、空前の高速機であり
30mm機銃など重量物を積むので合理的な設計だと評価されています。

80: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 00:04:55

スポット溶接にレスはないのかぁ?

84: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 20:48:48

スレから脱線してすみません>ALL

>80
こちらのネタは「アルミニュウムのお話」というシロート向けの本
ですが当時のジュラルミンスポット溶接についての解説は無かった
です.

ただ超超ジュラルミン(ESD)の部分では
出来なかったのではないかと思います.
ESDは現在の7000系合金に類するものだと思うのですが、
現在でも強度を維持した実用的な溶接は出来ないと言う事だそうです.
(だから、最新の戦闘機でもいまだに鋲打ちなんですかね?)

通常のアルミに類するものでも、
当時からそれが出来ていたのはすごいと思います.
アルゴン溶接が完成したのは1942年のアメリカだそうですから、
その技術は流れてこなかったでしょう.
と言う事は、それ以前のフラックスを使いつつ
酸化皮膜を除去した溶接と言う事でしょうか?

詳しい方の解説に期待したいです.

86: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 20:48:48

アメリカでも、最初にスポット溶接を
量産で取り込めたのはF4Uだったと思うが。

88: 名無し三等兵 投稿日:2000/11/19(日) 23:06:33

B-26マローダーでも非強度部材にはスポット溶接しているね。

引用元:信じられないが、本当だ。 Mk.2