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81: 名無し三等兵 投稿日:01/10/02(日) 20:48:48

板倉艦長ネタでもうヒトツ。
寒い寒いアリューシャンの泊地で会議。
船から落ちて3人も溺死したので気をつけるよーに。とのこと

板倉艦長、伊2号潜水艦に戻る

めちゃ寒いから海に落ちたら助からん、気をつけるようにと訓示

言ったそばから自分が落ちる

心臓マッサージでからくも蘇生

溺者救助訓練実施と僚艦に報告
(゚д゚)ウマー??
85: 名無し三等兵 投稿日:01/10/02(日) 20:48:48

最上の鮫島艦長の話。

板倉氏が少尉に任官して、巡洋艦最上に赴任。
ある演習が終わったあと芝浦に入航して、上陸。
すると艦長が食事やらで帰艦時刻より1時間遅れたんだな。

それに怒った板倉少尉が酔っていた勢いもあり
一般人も見てる中で殴りつけちゃった。
男爵でもある鮫島艦長を
ペーペーの少尉さんが殴っちゃった・・・(((゚Д゚)))

でも鮫島艦長は一切処罰せず、
覚悟を決めていた板倉少尉に酒やめろゴルァ!と言っただけ。
その後青葉へ配置換えになっただけですんだ。

で、時は流れブーゲンビル島で包囲され大苦戦してる鮫島閣下のとこへ
板倉艦長&伊41潜が救援物資持って助けにいくんだな。
嗚呼、ええ話や・・・

93: 名無し三等兵 投稿日:01/10/02(日) 20:48:48

>島艦長は一切処罰せず、
>覚悟を決めていた板倉少尉に酒やめろゴルァ!と言っただけ

そん時の会話
鮫「板倉少尉は酒をやめる事は出来ないか」
板「はっ、目下禁酒の覚悟でありますが恐らく無理かと思われます」
鮫「では酒の量を減らす事は出来ないか」
板「禁酒よりも難しいかと思います」
鮫「…そうか、もうよい」
(「あゝ伊号潜水艦」)

読んだ時笑った。

92: 名無し三等兵 投稿日:01/10/02(日) 20:48:48

>>85
なんとも。いい話だ
そいでブーゲンビル島から、両人ともに生還したでありますか?

94: 名無し三等兵 投稿日:01/10/02(日) 23:06:33

>>92
板倉艦長は輸送作戦に成功して無事帰還
鮫島中将は終戦までブーゲンビル島でがんばる。
二人共終戦まで生き抜きました。
鮫島中将は晩年まで、板倉艦長のくれた
ウィスキーの空ビンを自慢にしてたそうです。

101: 名無し三等兵 投稿日:01/10/02(日) 20:48:48

>>81
の板倉艦長転落事件を補足するとこうだ

寒い寒いアリューシャンの泊地で会議。
その帰り道、舷門が折れて3人が転落溺死したのを目撃

板倉艦長、人生のはかなさを実感しながら伊2号潜水艦に戻り、
乗員全員を集めて「酔って転落すると危険だから艦内の酒をすべて飲んで処分する」
と宣言。

酒が飲めない兵を見張りに立て、艦内で大宴会
みんな泥酔して狼藉状態

板倉艦長甲板に出て、見張りに誰も上がってこなかったかをチェック
ついでに立小便

そのままローリングでアリューシャンの海に転落

心臓マッサージでからくも蘇生
恥ずかしくて艦長室に遁走
僚艦の信号に溺者救助訓練実施と報告してごまかす

翌日、「艦長さえ落ちたのだから気をつけるように」と強がって訓示
「徹底的に飲んでいたので毛細血管が麻痺して助かったんだろう」と煙に巻く

板倉さんの本は2冊とも3~4回は繰り返し通読した


99: 名無し三等兵 投稿日:01/10/02(日) 20:48:48

元「利根」「長門」艦長・兄部勇次少将の奇跡談
「利根」時代
1・昭和17年10月20日、ソロモン諸島東方海面で作戦行動中の利根は敵機数機の来襲を受けた。
  急いで対空戦闘準備のため、高角砲の覆いをはずしていた水兵1名が誤って海中に転落した。
  そのときはすでに対空戦闘中で全速力航走中だったので、後続の駆逐艦に救助を依頼したが、果たせなかった。
  半日北上を続けた利根は、翌朝に同じ箇所まで南下した。
  すると、そこに昨日転落した水兵を発見、救助した。
  水兵は丸一昼夜泳いでいたが、元気そのものであった。

100: 名無し三等兵 投稿日:01/10/02(日) 20:48:48

>>99
2・その5日後、利根は敵機の機銃掃射を受けた。
その際、機銃員1名が胸部貫通銃創を負ったが、
応急措置として胸の銃弾入り口と背中の銃弾出口に
バンソウ膏を貼っておいたところ、そのまま完治してしまった。