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789: 本当にあった怖い名無し 2008/10/06(月) 07:07:40

ビルマ、ニプンガでの攻防戦の折、
日系アメリカ人のロイ・H、マツモト軍曹は
毎晩のように壕から這い出して、日本軍の話し声が聞こえるほど
近くまで匍匐していく。このようにして彼が集めた情報によって部隊は
翌日の日本軍の動きを前もって知ることができた。

ある晩のこと、マツモトは翌朝日本軍が
防御壕の特定地点に集中攻撃をかける予定であることを知った。
そこで、その地点にいた兵士はそれぞれ自分のたこつぼに地雷を仕掛け、
頂上のほうへ引き揚げた。日本軍が攻撃を開始してきたとき、
「突撃、突撃!」とマツモトが日本語で叫ぶと、
日本軍後続部隊が爾来の仕掛けられたたこつぼに飛び込んだ。
結局この攻撃で日本側は54名の戦死者を出した。
790: 本当にあった怖い名無し 2008/10/06(月) 07:07:40

ミートキーナ包囲戦の補強のため、
戦闘工兵大隊を2個増援した。
しかし、訓練不十分ばかりかモンスーンのなかの戦闘という
極限状況に対して何の心構えもなかった。
彼を戦闘に加えた結果は悲惨であった。
中国兵に変装した日本兵が、このにわか歩兵部隊に手招きをした。
アメリカ兵はまっすぐ日本軍に向かってゆき、いきなり機関銃の雨を浴びた。
頭がおかしくなった者も50名ほど出た。
戦闘に参加したくないためにマラリアの予防薬を飲まなかったり、
自分のかかとを銃で撃って故意に負傷したりする者もあった。

ライフ 第二次世界大戦史 「マローダー」より

791: 本当にあった怖い名無し 2008/10/06(月) 07:07:40

友達のじいちゃんの話
小学校の時にきいたからわりと細部は覚えてない

赤紙がきたんで、船に乗って戦場に行くことになった
確かパプワだかどっかの南の方
ところが船に乗る直前に事故で足をけがしてしまって、
すぐに家に帰ってきた
乗るはずだった船は目的地にたどり着く前に沈んだそうだ

おかげで今、俺はここにいるという話を友達から聞いた

792: 本当にあった怖い名無し 2008/10/06(月) 07:07:40

>>791
うちもそんな感じ。
爺さん満州だったんだが負傷兵の随伴だかで
一時的に離れた隊が玉砕だったと思う。
爺さんの小学生の頃、町の周年祭で河原に飛行機着陸失敗。
何人かの子供を巻き添えにしたらしいが、級長だった爺さんが
前で見たいって生徒と順番替わって、その生徒が残念なことに・・・
爺さんは90歳近くで大往生。

793: 本当にあった怖い名無し 2008/10/06(月) 07:07:40

>>792
おまいの爺さんは、生きなければいけない何かがあったんだよ。

引用元:太平洋戦争中の不思議な・怖い話3