福田定一は常にヤスリを懐にしのばせ、
新しい戦車の支給があると
装甲板にヤスリの歯をこすりつけ
自分が命を託すに足る強度を持つか調べていた。
97式中戦車は合格、3式中戦車の装甲はヤキが甘かったらしい。
469: 名無し三等兵 02/10/28 20:14 ID:???
>>463
よくある話らしいが、
九七式中戦車の装甲は最大でも10数ミリしかない。
それを表面だけ硬化処理してある。
484: 名無し三等兵 02/10/29 23:43 ID:???
>>469
司馬も同じこと言ってますねぇ
九七式のころは薄い装甲で
対弾性持たせるために表層浸炭させているから
ヤスリ程度では傷がつかない。
その代わりAPで抜けれるとガラスのように割れる。
(アフリカで撃破されたM13なんかの写真を見るとよく判る)
これが三式以降の頃になると、
厚いけど比較的柔らかい装甲で弾頭を受け止めるという
思想になってきたから、そのころの装甲はヤスリでも傷つく。
(撃破された虎Ⅰの砲塔装甲に弾頭が埋まっている写真がある)
で、問題はそのような技術進歩を
司馬のような現場の戦車兵に教えなかった
軍の体質だったって誰かが言っていたなぁ‥
491: 名無し三等兵 02/10/31 14:09 ID:???
>>484
で、「実はホントに鉄板だった」証言の真偽は?
492: 484 02/10/31 20:39 ID:???
>>491
>で、「実はホントに鉄板だった」証言の真偽は?
うーん、それはわからんです。申し訳無し。
ただ、当時の技術屋の要求どおりにモノを作ったら
>>484になるというだけです。
現場レベルで実際にどんな製品を作っていたかを確認するには、
当時の実物からサンプル切り出してシャルピやビッカースといった
評価試験でもやんないとダメかもしれませんね。
‥まぁ雰囲気的にあまり結果は良さそうに思えませんが(w
493: 484 02/10/31 20:51 ID:???
>>491
それともうひとつ、
その証言のソースを見てないんで判りませんが、証言したのが
技術者ならば、「実はホントに鉄板だった」とは言わずに
「実はホントに軟鋼板だった」と言うような気がします。
もし軟鋼板と言っていたら信憑性はまだあるような気がします‥
※鉄鋼系機械技術者はめったに「鉄板」という単語を使いません。
俺も駆け出しの頃に先輩から注意されましたよ(w
494: 名無し三等兵 02/11/01 10:57 ID:???
>>493
相手を見て「鉄板」と言ったということも有り得るでしょう。
仰る通り「ソースを見ないことには」判らないですね。
519: 名無し三等兵 02/11/04 10:54 ID:???
>>484
誰も福田定一と司馬遼太郎が同一人物だとツッ込まない謎。
520: 名無し三等兵 02/11/04 12:05 ID:???
>>519
すまん、ナチュラルにしらんかった。
464: 02/10/28 14:08 ID:k4pLQv2K
日中戦争の時、シナ陸軍はドイツ式の装備を導入。
その中に、かの有名な八八があったのだ。
日本軍がシナ軍より鹵獲したのは
残念ながら据付式の八十八ミリ。
即パクリ生産。(W
エンジン付きの可動タイプだったら
歴史が変わってたかもしれない?
少なくともあのM-4にでかい顔はされなかった鴨?
465: 名無し三等兵 02/10/28 16:57 ID:???
どちらのタイプだったにしろ輸送船ごと沈められて終了な罠
466: 名無し三等兵 02/10/28 17:58 ID:???
運良く砲を揚陸できても徹甲弾がない罠
467: 名無し三等兵 02/10/28 19:00 ID:???
>>465-466
上まぁどちらにせよ艦砲と空襲であぼーんなわけだが
470: 名無し三等兵 02/10/28 20:28 ID:???
硬化処理繋がりで。
大和の装甲板の浸炭硬化処理は、
装甲板の上で炭火を燃やして行った。
471: 名無し三等兵 02/10/28 20:50 ID:???
まーじーでー?
炭火焼戦艦?(;´Д`)
472: 469です 02/10/28 20:59 ID:???
んなわけあるか!
装甲板と装甲板の間に炭素をはさんで、
熱処理炉に入れて加熱したんだよ。
473: 名無し三等兵 02/10/28 21:23 ID:???
ところが、その熱処理炉がサイズ故に使えなかった罠。
引用元:復刻★信じられないが、本当だ。 Part4
フィクション作家(本人も認めてる)なのにノンフィクション作家と勘違いしてる者の多いこと
そもそもノンフィクションなら作品の最後に情報元を書くのが決まりだが司馬は載せてない