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1: 名無し三等兵 03/08/06 23:46 ID:RdaY/jMA

昭和17年、旭川のとある駐屯地に
一人の歩兵が現れた。下半身ずぶぬれ・
野戦服に着剣された小銃を持った彼は、不審に思う歩哨に見送られ
駐屯地の中へと消えた。翌朝、その駐屯地からガダルカナルへと
出撃していた部隊の玉砕が知らせられた…。

といった感じの戦争・戦場にまつわる怪談・奇譚があったら教えてください。
3: 霊現象なのでしょうか? 03/08/07 00:15 ID:???

古い建物なので今ではもう取り壊されたと思うが、
船橋市にある習志野駐屯地の古い倉庫の二階を
某連隊の教育隊が間借りしていた。

新教なので訓練のため、
夜、不審番(見回り)を立てるのだが、
へんな噂が立ちはじめた。

見回り中に倉庫内を
覗き窓よりのぞいたら黒い影が横切った、とか
人体模型の向きが前回の見回りの言ってた向きと違う方向を向いている、
夜中なのにトイレから音がする、といったものである。

それらは気のせいか
または霊とは異なる現象であると思うのだが
腑に落ちない現象が一つあった。

ロックしたはずの倉庫のカギが
いつのまにか開いているというものである。
念のため倉庫の中を確認するが毛布ばかりで異常無し、
カギをきちんと掛け、引っ張って施錠を確認するも、
次の不審番(又は次の次)のときには、また同じように
開いているというものだった。
(私自身も開錠と施錠の確認をしたが、
交代した次の当番の言によると開いていたとのことである。)

朝になってから教官と当直に
確認してもらってもカギには異常はなし。
むろん夜中に倉庫のカギを開けに来たものも無し。
倉庫のなかには古びた毛布。貴重品など在りはしない。
そういったことが二、三日続いたが、
教育隊長の「カギが開いていてもかまうな!」という
言葉によって以後不問になった。

6: 名無し三等兵 03/08/07 16:19 ID:???

>>3
> そういったことが二、三日続いたが、
> 教育隊長の「カギが開いていてもかまうな!」という
> 言葉によって以後不問になった。

ああ、それはだな、教育隊長が
当直の日にPXのネーちゃんと宜しくやっていて、
倉庫の毛布持ち出したりしていたからだよ。
興奮していたから、たまに鍵の掛け忘れもあったようだな。

39: 名無し三等兵 03/08/11 05:30 ID:???

>>6

「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」
俺も入院中、誰も居ない病室から物音が聞こえる
って話を聞いて、夜中に勇気を出して見に行ったら
同じ病室で入院中の糖尿患者のオッサンがモノ喰ってた。

「何やってるんですか?」
「いや、病室で食うと看護婦さんに見つかるから・・・」
「てか、あんた食事制限中でしょ? ダメでしょ?」
「いや・・・ でも幽霊騒ぎで、この部屋、看護婦さんも
 ノーチェックなんだよね。」

40: 名無し三等兵 03/08/11 06:57 ID:???

>>39

その幽霊騒ぎも糖尿病のオッサンが原因だったりする罠?w

14: 名無し三等兵 03/08/10 20:31 ID:???

>>3の話の補足
この件について、新隊員たちの間には
御巣高山で使われた資機材が倉庫の中に
しまわれていたのではないか、との噂が立ちました。
真相は今となっては闇の中です。

引用元:軍事な怪談