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386: 名無し三等兵 04/01/12 09:26 ID:DDp9dCbg

太平洋戦争、初頭のマレー戦にて発生したとある戦車戦。
敵戦車隊と日本戦車隊が遭遇。戦闘になるも、
日本側は正攻法では敵わず、一台の軽戦車を
背後から奇襲させる戦法をとった。結果的に勝利し、
本隊は集結地点で軽戦車の帰投を待った。やがてジャングルの中から
キャタピラの音が近づいてきた。しかし、特有のディーゼルエンジン音は聞こえず。
見ると軽戦車が戻ってきたが、面装甲板には大穴が開き、
中は血の海、生存者なし・・・。 太平洋戦争当時に語られた怪談です。
408: 名無し三等兵 04/01/14 16:19 ID:???

>>386

それ、ちょっと変えてあるけど実話だわさ。
「幽霊が戻ってきたかと思った」といわれるほどにボロボロで、
砲塔は何発も直撃弾があって潰れていて、
前方機銃は機銃ごと中にめり込んでいて
それでも中の人は半死半生だが
ちゃんと生きて返ってきたという話です。

409: 386 04/01/14 21:12 ID:mHyt54GZ

>408
ええ!?本当に? よかった、
多分あなたの言った実話が元にされて、
怪談に仕立てられたんだろうね。私の言った話は、
大戦中に語られた怪談。

410: 名無し三等兵 04/01/14 23:24 ID:???

似たような実話がまだある
ぺリリュー島で米軍陣地に突撃した95式軽戦車17両
当然の如くバズーカ 戦車砲 各種火砲に滅多打ちにされたものの、
3両が辛うじて陣地に帰還できた

掲げられた日の丸には弾丸で蜂の巣のようになり、
車体と砲塔には大小無数の貫通孔
機銃は基部から跡形もなく吹っ飛ばされ、
戦車砲も至近弾によりひん曲がってしまっていた
何より首を飛ばされた車長が日本刀と拳銃を握り締めたまま
だらりとハッチから身を乗り出した格好のまま戦死
陣地の兵たちはその光景を見て感動の余り皆号泣したという

414: 名無し三等兵 04/01/15 01:56 ID:???

>>410
408はその話です。
多分、それが伝わるうちに386の話へと変化したのでしょうね。

411: 名無し三等兵 04/01/14 23:27 ID:???

ちなみに日本の軽戦車は装甲が薄すぎて
徹甲弾は炸裂せず貫通してしまう
またディーゼルエンジンだから容易には燃え出さない
そのせいで出来た芸当

412: 名無し三等兵 04/01/15 00:14 ID:???

>>411

当時の戦車の徹甲弾はそもそも炸裂しねーんじゃねえのか?

413: 名無し三等兵 04/01/15 00:35 ID:???

>>412

逆逆

415: 名無し三等兵 04/01/20 03:00 ID:???

ビルマのメイミョウ 
昭和19年1月26日のことだった
敵の攻撃が激しくなったので
偕行社(将校サロン)を後方のキョウセに移転する事になった
若い女性たちがいたからである

別れの宴がはられた日、
女性の一人上野山さんは南少尉に手のひらを見せ
「私はもうまもなく死にそうだ 遺品と思って受け取ってください」
と、母からという木のふちの四角い手鏡と
赤い縁飾りをした手作りの白いハンカチをくれた

偕行社が移って何日目かの真夜中、南少尉は何気なく
手鏡を取り出し、今頃どうしてるだろうと思った
その時、何か赤い影がすうっと後をよぎる気配がした 
振向いたが誰もいない
ドアを開けてみても誰もいない

不思議に思いながらハンカチを開くと、
真っ白なハンカチに赤いしみが広がっていた・・・
少尉は胸をつかれた 一体何が起こったのだろうか・・・

その時キョウセにいた偕行社の娘たちは
全員爆弾で木っ端微塵に吹き飛ばされていたのである

報せが入り遺体収容のため南少尉らはキョウセに車を飛ばした
しかし建物も娘たちもすっかり吹き砕かれ、どこに遺体があるのかも分からない
呆然として見回すと、赤い靴を履いた女の片足だけがころがっていた

上野山さんの足であった

416: 名無し三等兵 04/01/20 03:25 ID:???

・・南無。

418: 名無し三等兵 04/01/20 06:55 ID:???

非戦闘員の女性を爆弾で攻撃するなんて酷い英軍ですね