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337: 本当にあった怖い名無し 2006/10/15(日) 09:13:37 ID:tzk7va160

きらびやかな軍服に身を包み、
サーベル片手に白馬で敵陣に突撃する英雄の時代
なんてナポレオンの時代で終わってるんだよな。
俺の爺さんも陸軍軍曹で支那、スマトラと転戦したらしいが
戦後、家族にはほとんど戦争の話はしなかったみたいよ。
ただ、「いっぱい死体を見てきた」とだけ語ってたって。
それで飲めなかったお酒を毎日飲むようになったらしい。
やっぱ辛かったと思うよ。

339: 本当にあった怖い名無し 2006/10/15(日) 12:28:45 ID:QQP0ywmxO

うちの爺様も戦争の話は全然しなかったな。
俺自身も子供ながらに、
「聞いてはいけない事」みたいな感じで話はできなかった。

爺様が亡くなり、俺も成人した今、
話を聞かなかった事を少し後悔してる。
戦争への興味だけではなく、爺様の生き方?
みたいな話ができれば良かったなぁ。

家に残ってるのは、戦争の時に人を斬り、
その度に研いで刀身が細くなった刀のみ。

320: 本当にあった怖い名無し 2006/10/12(木) 12:06:30 ID:uLCM46t00

大正生まれで戦時を経験してるけど、
戦場には行ってない祖母の言うには、
開戦してもしばらくはハワイ・香港・シンガポール・
将軍閣下・将校殿・兵隊さん∩( ・ω・)∩バンジャーイ
てな具合の提灯行列祭りがしばしばあって、
祖父が召集されたり疎開したりしなければいけなくなるくらい

戦況と自分の生活がやばくなるまでは、
それなりに無事に過ごせた期間が意外にも長かったそうだ。
戦時下の毎日をしのぐ事よりも、戦時下と
戦後の混乱から財産を守り抜いて元の生活を取り戻す方が苦労したらしい。
特に終戦直後はありとあらゆる類のデマが飛び交いまくって大変だったそうだよ。

祖父から大陸でドンパチやった戦闘の話は聞いた事が無いし、
そもそも戦争について話したがらないから、
これまで俺がよく聞いてきた戦争の話といえば、
祖母からの戦後混乱期に関する事ばかりなんだよなあ。

321: 本当にあった怖い名無し 2006/10/12(木) 15:00:36 ID:AGNQPRFDO

>>320

歴史は多面的に見るもんだからね。
「国の歴史認識」と「市民の体験談」はイコールじゃないんだよ。
徴兵された人だって色々あったはずさ。
今だって困ってる人をほっとけない優しいヤツもいれば
「何見てんだ!?」で殺しあいを始めるバカもいる。
後者の方なんかは戦後も武勇伝語るタイプだからな、
今の国の歴史認識はとても容認出来たもんじゃないんだろうさ。
前置きが長くなったが、お前さんのジイサマは優しかったんだよ。
事情がどうあれ自分が殺しあいに参加したって事を、
可愛い孫に話したくなかったんじゃないかな。

323: 本当にあった怖い名無し 2006/10/12(木) 16:44:00 ID:AOezKAnC0

まっとうな感性の人ならば、事情があったとすれ
自慢気に殺人経験を語ったりはしないものだ
ましてや子供や孫にはね。
>>321の御爺様の高邁な人格が伺えますね

336: 本当にあった怖い名無し 2006/10/15(日) 08:58:27 ID:yfJnZfyb0

>>321

っていうか戦後の空気を読んで語らないだけ、
っていうひともたくさんいるよ。
息子も孫もどっぷり戦後の空気に染まってるから
どうせ聞いてもらえないどころか下手すると犯罪人扱い。
だったらだまっていよう、と。

武勇伝語り出すタイプは表には出てこない。
空気を読んで鬼畜話をひねり出して迎合する
「反省が商売」みたいなじいさんもいる。


486: 本当にあった怖い名無し 2006/10/28(土) 15:49:54 ID:aaGYjFii0

>>321

うちの爺さんは、よく戦争の話してくれるんだけど
(武勇伝含め色々な事)、
やっぱバカなのかね?

てゆうか普通の爺さんだって戦争の体験談くらい話すっての。
なんか臭い事書いてるけど、一括りにして偉そうなこと言うなよ。
今だ存命の戦争経験者達に失礼だ。

489: 本当にあった怖い名無し 2006/10/28(土) 18:29:57 ID:h7U3/h2a0

>>486

>てゆうか普通の爺さんだって戦争の体験談くらい話すっての。
人によりけり
死ぬまで話したがらない人も多いんだよ

324: 本当にあった怖い名無し 2006/10/12(木) 17:26:15 ID:1ia4jyApO

靖国に眠る英霊達は今の日本人に何を夢見て死んで行ったのだろう?

案外今のこの平和ボケの日本が理想だったのかもな

328: 本当にあった怖い名無し 2006/10/12(木) 20:50:46 ID:AGNQPRFDO

>>324

ただただ、必死だったと思う。国を守ろうとした者、
家族を守ろうとした者、徴兵で幸せを壊された者、
死にたくないと泣いた者。それぞれが、それぞれの場面で
出来る事を必死でやった、ただそれだけだと。
左翼にしろ右翼にしろ、人間が高潔な思想で
大局的な見解を示してたなんてのは欺瞞だよ。

329: スーパーリアル金太 ◆8mzYKF9Qkk 2006/10/12(木) 23:01:58 ID:n07wo0k20

まあ、誰しもあの時代のことに関しては
口が重いものだ。

が、何かの弾みに訥々と喋り始めると
やがて歯止めが利かなくなり
聞いてるこちらがゲーとなる話題に及ぶと
はっと我に返り
「今のは聞かなかった事にしてくれ」

焼けぼっくい顔に押し当てる拷問。
といってもその辺の農夫が軍事機密を知るはずも無し。
敵部隊の移動した方向と規模を教えろといっても
いちいち数えているはずも無く。
日常の一環として殺戮と拷問を繰り返す。
頬に、耳に、目に焼けぼっくいを押し当てる。

記憶が蘇るたびに顔が渋くなる老人。

330: 本当にあった怖い名無し 2006/10/13(金) 01:21:14 ID:UnQd1WBF0

せつねえ…

やっぱりオカルトも突き詰めればレクイエムやエレジーなんだよな
ホラー映画が感動に走ったりするのも当たり前か(少し違うか)

331: 本当にあった怖い名無し 2006/10/13(金) 20:25:28 ID:UhutrVR80

只のホラーのまんま終わってしまうと後味悪いからなぁ

332: 本当にあった怖い名無し 2006/10/13(金) 23:06:12 ID:mV3BHSJR0

まあ、祖国の為に苦しんで死んでいっても、
売国奴と朝鮮人が我が物顔で溢れている
日本を見たら成仏できんわな。


引用元:~戦場・戦争にまつわるオカルト2~