フィンランドなあ・・・
日本とは別の意味で、
「戦争を終わらせること」の難しさを感じさせてくれるな・・・
554: 名も無き国民の声 04/07/30 01:27 ID:???
>>551
まだ戦える、と前線の将軍たちに突き上げられたときの
マンネルハイム元帥のセリフは、ありゃほんと名言だなぁ。
555: 名も無き国民の声 04/07/30 01:31 ID:???
>>554
詳細きぼんぬ。
このスレ見て、初めてフィンランドの戦争を知ったもので。
いま「冬戦争」をぐぐってる所だが、凄いな・・・
557: 名も無き国民の声 04/07/30 01:42 ID:???
>>555
http://www.knightofround.com/finalnd/finland04.htm より。
>マンネルヘイム元帥は、
>この時各軍総司令官を招集し、講和の可能性とについて協議した。
>エステルマン(カレリア地峡軍司令官)、
>タルヴェラ(ラドガ湖北の「タルヴェラ集団」司令官)ら、
>指揮官たちの多くは、まだフィンランド軍は戦闘可能であり、
>徹底抗戦すべきであることを主張した。
>これに対し、マンネルヘイムの言葉は悲痛であった。
>
>「そう、戦える力がまだ残っている今だからこそ、
>和平交渉のテーブルに着かねばならない。
>もし軍が壊滅してからでは、なにを交渉の材料としてソ連と協定を結ぶのだ。
>そうなってからでは、完全な屈服だけだ」
560: 名も無き国民の声 04/07/30 02:04 ID:???
>>557-559
凄いね・・・しかしよく生き残ったもんだ・・・
561: 名も無き国民の声 04/07/30 02:16 ID:???
この後さらに「継続戦争」、んで講和、と
政治・外交ともにぎりぎりの駆け引きが続く……
562: 名も無き国民の声 04/07/30 02:21 ID:???
空軍といい陸軍といい、
三流以下の兵器やボロ兵器使わせたら天下一品だな
引き際や外交も絶妙だ
もしかして、戦争やらせたらフィンランド人が世界最強なんじゃないか?
581: 名も無き国民の声 04/07/30 10:34 ID:???
>>562
絶妙というなら、冬戦争の早い段階で講和すべきだったな。
ソ連の機甲部隊が霧散し、前線が崩壊した直後。
モスクワが泡吹いて講和を申し出てきた時に。
後は主にソ連側が出血しながらだが、
数の力でじわじわと戦線は内奥へ移動。
ソ連側が強気に戻るだけの時間を与えてしまい、
結局、割譲要求される領土は増える一方だったんだから。
あとはジリ貧。継続戦争はなおさら。
まあ、あのタイミングが「最後のチャンス」だったのは確かだ。
それすら掴めない国家が多いことを考えれば、
確かにフィンランドは凄い訳だが。
563: 名も無き国民の声 04/07/30 02:22 ID:???
たかがハルノート風情で「開戦か植民地化されるかだったんだ!
あの戦争はアジア開放の聖戦だったんだ!」
とかいっちゃうウヨ坊に読ませてやりたいですな。
もっとも活字の本は読めないのが彼らの特徴なのだが。
568: 名も無き国民の声 04/07/30 03:51 ID:???
>>563
開戦か経済崩壊だろ?当時の政府に中国大陸からの
軍の全面撤退を了承できるとでも?たかがハルノート風情と
言える貴様の方がどうかしとる。
564: 名も無き国民の声 04/07/30 02:24 ID:???
戦後処理でも米英仏はフィンランドの扱いについて困ったらしいね。
色分けすれば枢軸側だけど、状況証拠を積み上げればどう見ても防衛戦争。
冬戦争で救援できなかった負い目もあるし。
そう言えば、ノル&フィンはスエーデンを「裏切り者」と見ていたとか・・・
気持ちはワカランでもないが。
567: 名も無き国民の声 04/07/30 03:34 ID:???
日本に当てはめるのは無理だろう。
完全に不意撃ちから始めて火を付けてしまったんだし。
569: 名も無き国民の声 04/07/30 04:50 ID:???
百歩譲って政府が交渉する姿勢を見せたとしても軍部が納得しない。
12月8日の真珠湾攻撃を誰が止めるんだよ。
もう昭和天皇しかいないわけだが、それが言いたかったわけ?
気軽にIFを言っちゃってることに対する反省はないのかね。
576: 名も無き国民の声 04/07/30 09:44 ID:???
>>569
>12月8日の真珠湾攻撃を誰が止めるんだよ
一航艦は交渉成立次第、引き返すよう言い含められていたが何か?
つーかそんなノリだから
シベリア出兵で国際協調の道を踏み外したり、
支那大陸で米英からの共同出兵を断ったり、
在外邦人の保護を怠ったり、
挙げ句海外民間人を放置し、
自国邦人を支那暴徒に殺害されたり、
満州事変でマスメディアと国民の暴走を止められなかったり、
と、石が坂道を転がるように事態は悪化していったのだが?
584: 名も無き国民の声 04/07/30 22:01 ID:???
>>569
んーと、普通の国家だったら政府が「やるな」って言えば
軍は言うことを聞くもんなんだよ。
普通の国だったら。
654: 名も無き国民の声 04/08/01 00:55 ID:???
>>584
統帥権の問題上、直接政府が指示を出すのでなく、
形式上、天皇の下に並び立つ形で在る存在が
一度天皇を通してお互いに指示し合うような形になっているから。
でも、こういう形に制定しなければ
1.武士階級が軍部に入りすぎて政治に関与しすぎる。
2.当時の帝国とは違う、「幕藩(県)勢力」が
強くなりすぎ中央権力が弱くなりすぎて
某ヘタリアみたいに藩閥同士で対立する可能性が高い。
日露では確実に、日清戦争でも九割方負けてしまう可能性が高い。
信じられないが本当(?)だ。
引用元:☆信じられないが、本当だPart14
それを「政治は軍事に優越する」と言う常識と「空気」で何とかしてきた。
これをgdgdにしたのが、犬養毅と鳩山一郎。
憲法学者の間だけの論議で済ませてきた統帥権独立(あるいは統帥権干犯)問題を、与党憎しで政治問題に仕立て上げて軍に大義名分を与えた。
やり玉に挙がった海軍軍縮条約だって、海軍省と軍令部の主導で海軍内の反対派を押さえつけての締結で、決して政府主導を言うわけでは無い。
それを蒸し返して倒閣して、あげくに
「やっぱ軍縮ね(by犬養」
としたもんだから、「騙された!」と反対派の海軍将校が怒って5.15が起きた。
まとまったはずの沖縄基地移転問題を「最低でも県外」と言い出して滅茶苦茶にしたのが、この時の鳩山一郎の子孫だ。