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546: 名も無き国民の声 2009/03/25(水) 11:41:52 ID:/2ITBfYw0

大戦も末期に近づき、アッツ島の玉砕を受けた日本軍は、
アリューシャン列島からの撤退を決意した。
しかし、制空権も制海権も米軍に奪われた今となっては、
撤退そのものが至難の技だと思われた。

しかし、撤退は予想外のスムーズさで完了したのだ、
ちょうど、撤退のための兵員輸送船と
護衛の艦艇がアリューシャン列島に到着する頃
アリューシャン列島近辺の海域に濃霧が立ちこめ艦隊を守ったのだ、
しかも艦隊と撤退する部隊が駐屯する島は、まるで霧の中の泡のような
不思議な晴れ間に包まれて、なんの混乱もなく
無事にそして全部隊の乗船が完了すると
まるで、その艦隊を隠すかのようにまた霧が立ちこめて来たという 
547: 名も無き国民の声 2009/03/25(水) 11:47:09 ID:/2ITBfYw0

そして、船が出航し日本へと進路を取ったとき、霧の中から漕ぎ寄せる
一艘の船を目撃された、その船には沢山の将兵が乗っており
何かを叫びながら手を振っている、まさか乗り遅れた兵が居たのかと
船上は騒然となったが、その将兵達はまるで見送りに来たかのように、
笑顔で手を振りながらだんだんと霧の中に消えていったと言う

そんなことがありながらも、全将兵の撤退は無事に完了した

548: 名も無き国民の声 2009/03/25(水) 12:12:19 ID:/2ITBfYw0

その後、日本軍が撤退したとは知らない米軍が
もぬけの殻のはずの基地を偵察したとき、基地側から
偵察機に対しての攻撃があり、そのことから米軍は
アッツ島と同じ状況を想定して部隊を編成
同島に対して攻撃を加えたところ基地側からの反攻もあり
日本軍の玉砕を警戒ながら大規模な上陸作戦を敢行した
が、いざ上陸してみると当然のように、猫の子一匹いなかった

これは、アッツ島の英霊が
代わりに戦っていたのではないかと言われている

死守セヨ、

これは死んだ後も魂魄と成ってその場に踏みとどまり
敵と戦えと言う命令である。
アッツ島の英霊達は、まさに死守したのである

549: 名も無き国民の声 2009/03/25(水) 16:39:50 ID:WZf8SWk/0

英霊にひたすら頭の下がる思いです。

550: 名も無き国民の声 2009/03/25(水) 18:08:39 ID:CqPe8iAX0

> 1945年8月6日の広島市、同年8月9日の
長崎市、人類史上二回の原子爆弾投下であるが、
そのどちらにも居合わせ、相次いで被爆した「二重被爆者」がいることが、
2005年に国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の調査で判明した。

広島から避難して長崎で再度原爆に遭遇して、しかも生き残ったなんて
運が良いんだか悪いんだか分からないよ。

551: 名も無き国民の声 2009/03/25(水) 21:04:34 ID:/z32QTtA0

>>550

その人かどうか知らんがその二つに加えてさらに
阪神大震災も生き延びた人がいるそうだ

552: 名も無き国民の声 2009/03/25(水) 21:16:48 ID:1uSN3dDaO

>>550

NHKだかなんかでやってたな。御年90過ぎらしいが、
死ぬまで自分の経験と戦争の恐ろしさとむなしさを語るんだと言っていた。
06年にアメリカに招かれて演説をした際に予想を遙かに上回る
戦争の事実にショックを受けたと演説を聞いた人が答えてた。
戦争体験者が次第にいなくなる中、無理せず長生きしていただきたい…。

引用元:太平洋戦争中の不思議な・怖い話3