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1: あずささん ★ 2015/09/30(水) 18:07:04.50 ID:???*.net

安土桃山時代に日本からポルトガルへ渡った
屏風(びょうぶ)の下張りの紙に記されていた「エヴォラ文書」の複製品の一部が、
10月4日に京都市上京区の仁風庵の講演会で初公開される。

豊臣秀吉の天下統一戦略を読み解く史料もあり、
文書の修復事業に取り組んだ星槎(せいさ)大教授のエッセイスト、
伊藤玄二郎さん(71)=神奈川県=は
「400年の時を超えた発見を京都の人にもぜひ見てほしい」と話している。

同文書は、戦国時代に来日した宣教師が土産として
ポルトガルに持ち帰った屏風の下張り紙に使われていた。
当時の日本の状況が記されている文書もあったが、
劣化を知った伊藤さんを中心に保存プロジェクトが始まった。
京都国立博物館の文化財保存修理所で修復して、文書の原本はポルトガルへ戻した。
さらに、それらの文書を複製。その中から本能寺の変(1582年)後の
秀吉の動向を記した文書を中心に約10点を公開する。

1583年の秀吉側近の書状では、
柴田勝豊に長浜城を開城させた秀吉の上洛日程をほかの
家臣に問い合わせ、急がせる内容が読み取れる。
1585年の書状は、北陸で佐々成政と争う中で、
加賀松任町(現在の石川県)の町民が佐々側に売るはずの馬を
秀吉方に引き渡すことを示した内容。
秀吉の調略が地域に行き渡っていたことが分かるという。

ほかに、イエズス会の巡察使ヴァリニャーノの講義録や
ルイス・フロイスの手紙などの複製も展示する予定。
伊藤さんは「明智光秀を討ってからの秀吉の動きを文書からみると、
秀吉がいかに戦略家であり、政治家であったかよく分かる」と話している。 

全文は下記のアドレスへどうぞ
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20150930000110

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