「昨年、私は靖国神社を参拝した際、コメントを述べました。
その際、国のために戦った方々のために手を合わせる、
ご冥福をお祈りするのは世界共通のリーダーの姿勢であると。
私もその意味において『御霊安かれなれ』と手を合わせたと申し上げました」
「同時に私はこう申し上げました。私は20世紀は、
まさに多くの方々が戦禍に苦しんだ時代であったと。
二度と再び人々が戦禍に苦しむことのない平和な時代をつくっていくために、
全力を尽くしていくという意味において、不戦の誓いをしたところでございます」
「同時に、私は何度も申し上げていることでありますが、
日本は戦後、先の大戦に対する痛切な反省の上に立って、今日の平和な国をつくってきた。
そして、自由で民主的な日本をつくってきたわけであります」
「基本的な人権を守り、法を順守する日本をつくってきた。
そのことに誇りを感じているところでありますし、
ひたすら平和国家としての歩みを進んできた日本は、
これからも平和国家としの歩みを進めていく。
これは皆さまの前ではっきりと宣言しておきたいと思います」
5月30日にシンガポールのシャングリラ・ホテルで開かれた
アジア安全保障会議(シャングリラ対話)。
安倍晋三首相は、基調講演後の質疑応答で、軍服姿の中国軍関係者が英語で
「首相は靖国に参拝したが、日本軍に殺された何百万人もの中国、
韓国人の魂にはどんな姿勢を表明するのか」と質問してきたのに対し、
懇切丁寧に自身の思いを説明した。
首相が話し終えると、会場からは大きな拍手がわき起こった。
首相の主張への賛同者の多さとともに、東シナ海や南シナ海で
傍若無人の振る舞いを繰り返す中国への嫌悪感の広がりを象徴する場面でもあった。
中国軍関係者が攻撃的な質問をしてきたのには伏線があった。
直前の基調講演で、首相が何度も中国を挑発したからだ。
「国際法に照らして正しい主張をし、
力や威圧に頼らず、紛争はすべからく平和的解決を図る。
当たり前のこと、人間社会の基本です。
しかし、その当たり前のことを、あえて強調しなくてはなりません」
「既成事実を積み重ね、現状の変化を固定しようとする動きは、
強い非難の対象とならざるを得ません」
「私たちは、海上での戦闘機や船舶による危険な遭遇を歓迎しません。
交わすべきは言葉です。テーブルについて、まずは微笑みの一つなり交わし、
話し合おうではありませんか」
講演の最後には、毎年、中国から受け入れる留学生の高校生たちが
日本人との交流に感動し、「日本は第二の故郷だ」と言って帰国していることを紹介し、
日本人の懐の広さをアピールした。
首相周辺は、一連の首相の発言を「当たり前のことを言っているだけだ」と強調するが、
ここまでこき下ろされた中国側が「メンツを潰された」と感じたのも不思議ではない。
ただ、分が悪かったのは中国だ。
全文は下記のアドレスへどうぞ
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140607/plt14060710580011-n1.html
引用元
http://awabi.open2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1402201402/l50