三木:私も大河ドラマは50年を超える歴史の中で、
ほとんどのことをやり尽くしてしまったと思うんです。
これからの脚本家は大変です。春日さんは
これからの大河はどうあるべきだと思う?
春日:新しいテーマを無理に探そうとしないで、「忠臣蔵」や「源義経」、
「織田信長」、「豊臣秀吉」のような一年通して描きやすい題材を、
解釈を変えつつローテーションでやっていくのもアリだと思います。
三木:なるほどね。でも、もし僕がやるなら、
一つだけアイディアがあるんです。「昭和天皇」を描きたい。
磯田・春日:(声を揃えて)おお、それは観たい!
三木:実際にはいろんなハードルがあるんだろうけどね。
僕は子供時代に軍国主義の日本を生きたわけだけど、
皆が天皇は神であると信じ切っていたわけです。
しかし敗戦によって天皇は「人間」になった。
ご本人の葛藤はいかなるものだったか。ぜひ描いてみたいテーマです。
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