熊野古道で地蔵の頭が落下
世界遺産に登録されている熊野古道の、
三重県熊野市の峠道にある地蔵の
頭の部分が地面に落下しているのが見つかりました。
管理する熊野市教育委員会は、19日の地震で落下したみて、
修復を急ぐことにしています。
熊野市教育委員会によりますと、
熊野古道の松本峠にある高さおよそ1メートル80センチの地蔵の
首から上の頭の部分が地面に落下しているのを、20日、
観光客を案内していた語り部の女性が見つけました。
頭の部分は高さ30センチほどで、背中側の地面に落ちていて、
割れたり破損したりした跡はなかったということです。
この地蔵は江戸時代に作られたとされ、
妖怪と間違えて鉄砲で撃たれたという言い伝えがある傷が残り、
松本峠のシンボルとして観光客などに知られています。
教育委員会では石材業者に依頼し、年内にも修復することにしています。
熊野古道松本峠で語り部をしている向井弘晏さんは
「松本峠の貴重なシンボルで、これを見に来る人も多いので、
痛ましい姿を早く修復して元通りにしてほしい」
と話していました。
全文は下記のアドレスへどうぞ
http://www.nhk.or.jp/lnews/tsu/3074586441.html?t=1479887031000
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