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1: きゅう ★ 2016/08/13(土) 17:21:18.43 ID:CAP_USER9

太平洋戦争末期、特攻作戦のため爆薬を積んで敵艦に体当たりした
人間魚雷「回天」。搭乗員だった佐藤明芳さん(87)=徳島市=の体験を描く映画を、
徳島県の鳴門市第一中の生徒らが製作した。監督を務めた教諭の反田卓さん(53)は
「少年兵が抱いた心情を感じ取り、次世代に伝えてくれたら」と期待を寄せる。

「回天は出撃した瞬間から、貴様たちの棺おけになる」。
映画の序盤、当時16歳の佐藤さん役を演じた生徒は上官役の生徒にそう告げられる。

出撃命令

佐藤さんは1944年3月、飛行機乗りに憧れて茨城県の土浦海軍航空隊へ。
特攻隊に志願して山口県の光基地に配属され、回天への搭乗を命じられる。
特攻に失敗すると自爆するよう言われ、訓練中の死亡事故も頻発した。
45年5月に出撃命令が下るが、視力の急激な低下で入院。退院後、
転属した広島県呉市の呉海軍航空隊では「死に損ない」とののしられた。

<続きます>
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