韓国のデモに足を運んで
地鳴りのように響く朴槿恵政権反対の声が目の前に広がる。
抗議する人々は寒さでかじかむ手でろうそくをそっと持つ。
100万人以上が光化門周辺に集まることで街中は優しい橙色に染まっているように見える。
民衆の力を肌で感じた。
昼間から続いた抗議集会が夜1時ごろに終えると
人々で埋め尽くされた光化門広場には終電を逃した人々が
ぽつりぽつりと暖を取るように身を寄せ合い腰を降ろし、寒い夜を過ごす。
静まり返り普段の姿に戻った抗議の中心地に、
明るい場所がある。セウォル号犠牲者追悼テントだ。
小さな集会が行われ、朴槿恵大統領退陣を要求するスピーチをしている。
抗議用のプラカードが 配られるブースがあったり、串焼きを売っている屋台もある。
ストーブで手を温める人の姿もある。
僕も報道写真に取り組み始めたときから愛用し続けているカメラに
キーホルダーをつけ、iphone6の背面にシールを貼ってもらった。
日本から来たことを伝えると言葉が帰ってきた。「ありがとう。共に犠牲者の追悼を」。
全文は下記のアドレスへどうぞ
http://www.huffingtonpost.jp/shinta-yabe/soul_korea_b_13349388.html