国家総動員報

1: 名も無き国民の声 2018/01/17(水) 16:00:12.91 0

「無知だからテレビに出すな」ウーマン村本批判のこれは間違っている
森本敏(拓殖大学総長、元防衛相)  
http://ironna.jp/article/8687?p=1

『朝まで生テレビ!』にタブーはない。元旦放送の同番組で
お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」村本大輔氏の発言が物議を醸したが、
若者が率直な問いかけをするのは民主主義の健全なる証拠だ。間違っていれば、
誰かが正しく指摘をすればよい。責任の多くは戦後
教育が近現代を正しく教えてこなかったことにある。

日本の中・高校における歴史教育はひどすぎる。
教員が歴史を教育する時に古代から始めて明治維新でほぼ終わる。
教科書には記載されているが、教師にはそれ以後の近代史、現代史を
教える自信と素養がないからだろう。仮に素養があっても、近現代史について
評価の分かれる分野について教育する確信がないのかもしれない。
歴史は感情で教育すべきでない。教員が生徒や親から反論されて
論破できる客観的素養と歴史観が十分でないということもありうる。 
  
村本氏の質問は、歴史観だけでなく、憲法、政治・安全保障の基本事項など
広範に及んでおり、無知、唐突、荒唐無稽のように思われるが、
同年代の多くは、よほど関心を持って学問している人を除けば
平均的な若者の質問にしばしば見られる現象だ。また、それを公にメディアを
通じて質問することは勇気がいるに違いない。

従って、彼の質問に全く不快感をもたなかったし、
これにどう答え、どのように考えるべきかを指摘するのは、
われわれ専門家の責任であると思い接したつもりだ。その点で
井上達夫教授や自分が村本氏に真剣に向き合ったことは、良かったのではないかと思う。
特に、井上教授の指摘は適切で大変感心した。
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