国産初のステルス戦闘機開発に向け、
防衛省の発注を受け三菱重工業などが製造している
試作機「先進技術実証機」の初飛行が来年2月にも行われる見通しであることが27日、
防衛省関係者への取材で分かった。
実証機は当初、ことし3月までに防衛省へ納入される予定だったが、
エンジンや操縦系統でさらに検証が必要になり、来年3月末まで納入期限を延長し、
機体の作動確認を進めていた。
関係者によると、初飛行に先立つ来年1月末、
各機能試験が行われている愛知県豊山町にある三菱重工の工場で
地上滑走試験を実施。その後、地上での試験を継続し、2月に同工場から
航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)まで飛行する計画だという。
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